ステイホームにより、ふたたび火がついたと言われる韓国ドラマブーム。その中毒性の高さゆえ、ストーリーにハマるのはもちろんですが……なんと言っても女性を魅了するのは、見目麗しき韓国俳優たち。
当記事は、韓国料理エッセイストでもあるライター・小澤サチエが、韓国俳優たちのファッション事情を語ります。
日本で最初の韓流ブームが訪れた2004年〜2005年頃、『冬のソナタ』に次ぐ勢いで大流行したドラマがありました。韓国時代劇ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』です。その名前を覚えている人も多いでしょう。
当時私は20代前半でしたが、母が夢中になって『チャングムの誓い』を観ていました。韓国文化には一切興味のなかった母がテレビにかじりついて観ていたので、とても意外に感じたことを覚えています。今回紹介するのは、あのチャングムを演じていた女優イ・ヨンエ。
現在51歳。韓国で知らない人はいない大女優、イ・ヨンエですが、その美しさには本当に驚かされます。
結婚や出産、大学院進学など私生活のために女優業を長く休業していた時期もありましたが、昨年は『調査官ク・ギョンイ』の主人公役を熱演。演技力はもちろんのこと、変わらぬ美貌にも脱帽です。
今回はそんなイ・ヨンエの魅力をファッションと共に紹介します。
「チャングムの誓い」から20年経っても、やはり彼女は美しかった…！
袖のフリルが華やかなシャツタイプのドレスで、映画の舞台挨拶に登場したイ・ヨンエ。フェミニンなデザインのドレスですが、大ぶりのジュエリーや黒の小物でコーディネートにスパイスを加えました。
爽やかでフレッシュな雰囲気のシャツドレスを見事に着こなすイ・ヨンエは、『チャングム』の頃から20年弱が経ったとは思えぬ若々しさ！
こんな艶っぽいアラフィフになりたい！
こちらはガラリと雰囲気を変えた、全身ブラックのコーディネート。黒コーデは顔が地味に見えてしまう……と避けてしまう人も多いと思いますが、光沢のある素材をチョイスすることで一気に艶感が加わります。
アップスタイルにゴールドの大ぶりピアス、そして赤リップで、ヘアメイクもちょっぴり妖艶なイメージに。カッコよくて色っぽいオーラは、年齢を重ねた大人の女性ならでは。ああ、こんなアラフィフになりたい……。
アラフィフ美女の堂々とした佇まいに惚れ惚れ！
上海で開かれた、化粧品ブランドの周年イベントに参加した際には、華やかな舞台にも映える真っ赤なドレスを着用。これほどビビッドな色合いの衣装も難なく着こなしてしまうのには、さすが大女優の貫禄を感じます。堂々とした美しさが本当にかっこいい！
こちらのジャケットタイプのワンピースは、マックスマーラのもの。イ・ヨンエの魅力でもある、清楚かつ落ち着きのある雰囲気にぴったりあった衣装です。
肩からスリットの入ったシアー素材の袖や、膝下が見えるドレス丈など、露出しすぎない肌見せファッションがエレガントでとても素敵。
それにしても、イ・ヨンエは肌と髪が本当に綺麗ですよね。透明感溢れる肌と、艶のある髪が、年齢に関係なく美しくいられる秘訣なのかもしれません。
以上、51歳になってもますます輝き続けるイ・ヨンエを紹介しました。
若見えに固執するのではなく、アラフィフだからこそ着こなせる大人のファッションを楽しんでいるのも、イ・ヨンエの魅力。
そんな彼女は、二児の母親でもあります。かつて、『宮廷女官チャングムの誓い』や映画『親切なクムジャさん』が大ヒットしたにもかかわらず、結婚を機にキャリアを一旦中断。10年以上の長期休業をしていた時期がありました。その間に彼女は双子を出産し、育児に専念していたようですが、芸能界引退説が囁かれたこともあったとか。
長いお休みを経て再びトップ女優の座に返り咲くことは、並大抵の努力では決して果たせないでしょう。
妻として母としての人生を大切にしながらも、女優としてのキャリアも決して諦めず、むしろどんどんパワーアップしていくイ・ヨンエ。彼女の生き様に、同じ女性として勇気づけられるばかりです。
現在アラフィフの韓国の大女優イ・ヨンエの美貌。『チャングムの誓い』から約20年！？
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