パリ在住のミモレブロガー大熊洋子さんが、最近のお気に入り「アルディノアール」のワンピースを紹介します。
「ブラックで女性は美しくなる」
なんだかドキッとするキャッチフレーズが私の心を射抜いて、すぐに好きになった『アルディノアール』。
ベイクルーズから2015年に誕生したこのブランドは、生活の全てのシーンにおいて、「ブラック」を基調とした、女性を美しく見せるファッションを提案しているという。
私のパリのワードローブには、様々な「ブラック」が、グラデーションのように並んでいて、それらは一つとして同じトーンではない。こんなに表情豊かな色って、他にあるのだろうか、と思う。確かに、私は黒を纏うと美しくなる。
このカーディガンタイプのロングワンピースは、「アルディノアール」から、春夏は半袖で、秋冬は長袖で、二季継続で販売されていたから、随分と人気があったんだろう。
エレガントなシルエットながらも、コットンのリブ素材がカジュアルで、普段使いにもってこいだと思う。
Vネックが顔まわりをスッキリ見せてくれて、縦に並んだ貝みたいな小さなボタンが可愛らしく、アクセサリーの代わりをしてくれるのが良い。
足元はいつもの派手スニーカーで。初夏には、素足にサンダル合わせで、コケットに赤いリップなんかにも挑戦してみたいな。
朝八時の清々しい空気に包まれて、気持ちの良い一日の始まり。健康で生きていられる事に、ただただ感謝。春の訪れに心をときめかせているのは、植物や動物だけではなく、人間も同じなんだね。
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