モデルとして、テレビ出演やラジオパーソナリティとしても活躍中の浜島直子さん、愛称“はまじ”。彼女がファッション、ビューティ、ライフスタイル、さまざまなジャンルで新しい自分を発見していく連載です。
夏の日差しから、肌、目、髪を守る上でも欠かせなくなっている「帽子」。大人世代が休日にいちばん気負いなく、日常でかぶれるものといえば「キャップ」です。ちょっとしたひと手間を掛けることで、休日の“ワンマイル”止まりだった帽子がぐっとおしゃれにシフト。簡単にできて、一気にあか抜けるヘアアレンジをはまじのヘアカットも担当しているヘア&メイクアップアーティスト、横谷百栄さんに教えてもらいたいと思います。
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スポーティなキャップには、ひとつ結び+αで“アレンジしてる”感を出す
はまじ:本格的に暑くなってきたねえ。こうなってくると髪を下ろしたアレンジは、暑がりの私には難しいよ~。
横谷:そうだね、はまじには厳しい季節になってきたね(笑)。そんなはまじでも快適に過ごせる、いつものひとつ結びに少しだけ手を加えるだけでぐっと“ちゃんと”おしゃれしている感が出るアレンジです。きっちりとタイトに結んでもらって、毛束にぐるぐるっと紐を巻き付けるだけなの。簡単でしょ? 最初に結び目に2~3巻きして、あとは下に伸ばしていくだけ。今回の紐は生地屋さんで買った細いスウェードのもので、肩下くらいの髪長さで70㎝くらいを使いつかったかな。
はまじ:ほんと! これなら簡単だね。そして横ちゃん、このヘアアレンジのポイント、私わかっちゃったよ(笑)。もみあげ部分をひょろっと出したところでしょ?
横谷:はまじ、正解! 前にもお話したけど、帽子をかぶるときって顔まわりにちょっと髪の毛があったほうがバランスいいんだよね。だからタイトなひとつ結びのときは、こんなふうにもみあげ部分をまとめずに残しておくの。加えてポイントをあげるとしたら、ヘアバームなどでまとめて束にしておくことかな。何もスタイリング剤をつけていない状態だと“疲れた人”に見えてしまうからね。
はまじ:なるほど! ちなみに結ぶ高さってどれくらいがいいのかな?
横谷:キャップの場合は後ろの穴が空いているところから結んだ髪を出せるので、それに合う位置ということもあるけれど、低めに結ぶほうが大人っぽく落ち着いた印象になるかな。
ワンピースや甘いブラウス。キャップはフェミニンさのあるカジュアル服に合わせて
はまじ:キャップってスポーティな印象があるから、こんなふうにふんわり可愛いワンピースと合わせるとちょうどいいMIXコーディネートになっていいよね。私もキャップ+ワンピースのコーディネートが大好きで私服でもしているよ。
横谷:たしかにはまじは帽子かぶっていること多いけど、中でもキャップはよく見かけます。冬もイヤーマフと合わせてかぶっていたよね?
はまじ:そうかもしれない。しっかり日焼け対策という意味ではツバの大きな帽子をかぶることも多いけれど、おしゃれのアクセントとしてはキャップ合わせが好きかも。首の後ろの日焼けが気になるときは、プラスして日傘を差すこともあるかな。
横谷:本当にはまじは徹底して日差し対策していて素晴らしいね。
はまじ:モデルですから(笑)。というのは冗談だけど、帽子や日傘で日を遮るだけで、体感温度が違うから、暑がりの私には必須なの。
おしゃれと日除けを叶える帽子とヘアアレンジを振り返る
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ノムグ info@nomg.jp
ヘア&メイク/横谷百栄(FIX-UP)
撮影/田中駿伍(MAETTICO)
スタイリング/伊藤あかり
構成・文/幸山梨奈
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