ファッションエディターの発田美穂さんが、大人世代におすすめしたいアイテムやコーディネート術、テクニックをご紹介します。
私の老眼ライフ。最初に「おや？」と思ったのは44歳の頃。打ち合わせで配られる細かいエクセルの出力が、ものすごく見づらくなっているのを感じました。でもまあ、その頃は、「こんな細かい表なんて、A4じゃなくてA3で出力してくれればいいのに！！（怒）」などと思う程度で、まだまだ裸眼で暮らせるレベル。
が、あれは忘れもしない46歳の冬。残り少なくなった納豆ごはんをすくおうと、お茶碗を顔に近づけたときのこと。納豆がぼやけて見えたんですよ。納豆が！
リップの底裏の色番号が読めないとか、電化製品の小さな説明書の文字が見づらいとか、そんなことはどうでもいいんです。だってあれ、私が読めないのが悪いんじゃなくて、字が小さすぎるのが悪い。
でも目の前のお茶碗に入っている納豆がぼやけるって、相当ショックじゃないですか。
で、それ以来「リーディンググラス」という名の老眼鏡を愛用しているわけなんですが、先日TSUTAYAでこんな可愛いブランドを見つけました。
オサレなボックスに入っていて、さらにフェルトの可愛いケース付き。形も色も本当にたくさんあって迷いましたが、結局一番シンプルなボストンタイプのブラックにしました。
この黒、少しマットな質感がカジュアルスタイルに合うので気に入っています。つけ心地がものすごく軽くてノーストレスで、しかも買いやすいプライス！ いろんな意味で気軽なので、毎日持ち歩いて愛用しています！ 赤やイエロー、カーキなど色のタイプも可愛かったんですよねー。もう少し度が進んで、次に買い替えるときは、差し色になるものを買おうかな、と目論んでいます。
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