これほどおしゃれなワインが2000円台で買える奇跡

アール・ヌーヴォーテイストの印象的な形の瓶と、毎年描かれる女性のデザインが変わる「キュヴェ・マリー・クリスティーヌ プロヴァンス ロゼ」。このワインを造る「シャトー・ド・ロムラード」は15世紀に創設、18世紀までは
フランス王室御用達だったという由緒あるワイナリー。フランス革命によりその名声は失われましたが、1955年、フランスの農務省にプロヴァンス地方で最も優れたワインを造るワイナリーとして認められるように。そんなワイナリーの作るロゼは華やかな香りとフルーティーな味わいでありながらも程よいコクがあり、どんな料理とも合わせやすいのが特徴です。

今の時季なら、夏のフルーツであるプラムにブッラータ、生ハムと合わせたサラダとどうぞ。野菜のマリネなどともよく合います。

 


JAL国際線ビジネスクラス採用ワイン

(左)シャトー・メルシャン 藍茜(あいあかね)(右)シャトー・メルシャン 萌黄(もえぎ)ともに¥1810(税抜/参考価格)/シャトー・メルシャン ※JALビジネスクラスには、「藍茜」は2019年9月~2020年2月、「萌黄」は2020年3月~継続して採用。

お酒好きであれば誰もが知る、日本の代表的なワイナリー「シャトー・メルシャン」。そのメルシャンが2011年に発売した「藍茜」と「萌黄」(発売時は「シャトー・メルシャン アンサンブル 藍茜」「シャトー・メルシャン アンサンブル 萌黄」という名前だった。2018年発売分から、現在の名称にリニューアル)。

発売当時からワインエキスパートの方に「これはおいしい!」と勧められ、長年愛飲しています。1000円台という手ごろな価格、スーパーマーケットで買える気軽さ、日本の家庭料理に合わせやすいという3点が大きな魅力。

「藍茜」は赤のミディアムボディ。赤い果実味を感じさせる香りとまろやかなタンニン、そして心地よい酸味を持ちます。みりんやしょうゆを使った、いわゆる“甘じょっぱい”家庭料理(豚のしょうが焼きや地鶏のテリヤキなど)によく合いますが、実は「たこ焼きにも合う」とワインのプロの方に教えていただき、ときどきたこ焼きとのマリアージュを楽しんでいます(笑)。

「萌黄」は辛口の白。欧州系のシャルドネと日本の甲州を主体に、醸造家がベストブレンド。フレッシュな酸味とミネラル感、そしてしっかりとした果実味が特徴。ゴーヤチャンプルーやポン酢を使った料理、ミントをのせたレモンソルベなどとも相性良し。水を切った豆腐に塩とオリーブオイルをかけ、ゆずこしょうをのせたおつまみも夏はおすすめです。

世界的に人気の高いスパークリングメーカーの“華やかボトル”

ひと口飲めば、辛口ながらもジューシーな果実味あふれる味わい。泡もきめが細かいので非常に飲みやすいタイプです。何よりもこのボトルの華やかさが気分を上げてくれますよね!

このスパークリングにぜひ合わせてほしいのが、ポテトサラダ。お惣菜のポテトサラダで構いません。そこへ細かく切ったアンチョビ、ピンクペッパーをプラスするだけでスパークリングにぴったりなポテトサラダに変身します。


デザートによく合う微発泡甘口ワイン

マスカット種から造られるため、フルーティで華やかな風味が特徴。微発泡タイプで甘口なので、このワインだけでも十分な食後のデザートになります。

ショートケーキと相性がいいのですが、夏場、ケーキ屋さんから持ち帰るのが面倒で、市販のリコッタチーズパンケーキにゆるく泡立てた生クリーム、冷凍のベリーミックスをちらした“臨時ケーキ”で代用。相性バッチリ!でした(笑)。バニラアイスや金平糖をつまみながら飲むのもおすすめです。

手形を象ったボトルがSNS映えすると、本国イタリアでもよく投稿されているそう! 確かについ写真を撮りたくなるボトルデザインですよね。


いかがでしたか。おいしくておしゃれなワインで、夏の終わりの食卓をぜひ楽しんでください。

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構成/佐野倫子
 


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