今年の夏はシンプルなワンツーコーデ、それもボトムスやシューズは同じでトップスだけを変えていく、スーパー省エネコーデにたどり着いたという昼田さん。そんな昼田さんは、この夏は「ワンツーコーデ」かつネイビーを中心とした「ワントーン」の着こなしで過ごしているそう。今回は、そんな昼田さん流ワントーンコーデについて、たくさんの色を使わなくてもおしゃれに見える方法を教えていただきました。

「たくさん色を使わなくてもおしゃれになれる!」ネイビーで作る“究極ワントーン”コーデ術【エディター昼田祥子さん】_img0
昼田さん私物のネイビーコレクション。同じネイビーでも、ブランドによって色味が少しずつ異なるのも魅力なのだそう。
(左から)ユニクロのパンツ、ロエフのパンツ、ユニクロのTシャツ、ファクトリエの長袖Tシャツ、バディオプティカルの眼鏡 (右上)ユニクロのニット(昼田さん撮影)

モノトーン好きの昼田さんですが、なかでもネイビーを中心に選ぶ理由をうかがうと「ネイビーは黒ほどキツい印象がないのに、黒と同じ役割をはたしてくれるので、私は“黒の同系色”と捉えています。たとえば、私はワントーンコーデが好きですが、メンズライクなコーディネートで全身黒にすると、メンズっぽくなりすぎて怖く見られてしまうところが、全身ネイビーだとマイルドな印象になるので便利なんです。辛口なスタイリングが好きだし、パーソナルカラー診断だとウインターなので黒が似合うみたいなんですが、“辛口×黒”ってかなり強い印象に。相手に与える印象を柔らかくするためにネイビーを使うなど、黒の代用カラーみたいな位置付けです」

昼田さん流・ワントーンコーデの極意
① 「ネイビー」を軸に、ブルー系でまとめる。
② ネイビーと黒は同系色と考える(足元は黒でOK)。
③ ベルトやサングラス、ヘアメイクでアクセントを付ける。

「黒と同じくネイビーやブルー系も好きな色で、オールネイビーの潔いワントーンもすごく好きです。黒とネイビーは同系色と私は捉えているので、シューズは黒を合わせてもOK。黒×ネイビーはニュアンスが出るし、合わせるアイテムを選びません。

シンプルなワントーンコーデの際は、全体がのっぺりして見えないようベルトでウエストマークしたり、サングラスを入れたり、口紅の赤を足す、など服以外でアクセントを付けるのがポイントです」(昼田さん)

 


ネイビー&ブルーで作る、ミニマルなワントーンコーデ

色味の異なるネイビー合わせで
洗練された雰囲気に

「たくさん色を使わなくてもおしゃれになれる!」ネイビーで作る“究極ワントーン”コーデ術【エディター昼田祥子さん】_img1
Tシャツ、サンダル/ユニクロ パンツ、ベルト/ロエフ サングラス¥57200/アーレム(グローブスペックス エージェント)

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SACHIKO'S COMMENT

ネイビーのタック入りパンツに、ゆったりとしたユニクロのメンズTシャツを合わせました。ネイビーと一口に言っても、黒に近いネイビーや青に近いネイビーなど、ブランドによってもちょっとずつ色味が違うので、1色だけ集めても少しずつ違って見えて楽しいんです。違うブランドのものを合わせることで、意図せずとも絶妙なグラデーションになるのが醍醐味でもあります。裾はラフにインしてベルトを入れました。裾をアウトにすると、さらにカジュアルな雰囲気で着こなせます。



雰囲気を変えたいときは「柄」を取り入れます

「たくさん色を使わなくてもおしゃれになれる!」ネイビーで作る“究極ワントーン”コーデ術【エディター昼田祥子さん】_img2
シャツ¥12400/バナナ・リパブリック パンツ、サンダル/上と同じ 眼鏡¥52800/アーレム(グローブスペックス エージェント)


シャツの裾のイン・アウトで
同じシャツでも印象チェンジ!

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ブルーのストライプシャツも好きなアイテム。普段は無地が多いので、柄を入れるだけで簡単に印象が変わって存在感もアップするアイテムです。裾はインしたり、アウトにしたり、それだけでも印象が変わるので、TPOに合わせて着方をアレンジします。



前回もお話しした“ボトムスとシューズは同色で揃える”というルールと考え方は同じですが、同系色で揃えると着回しはしやすいし、印象も変わるし、毎朝着るものを選ぶのがラクになりました。


お問い合わせ先/
グローブスペックス エージェント tel. 03-5459-8326
バナナ・リパブリック tel. 0120-77-1978


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撮影/目黒智子
スタイリング・出演/昼田祥子
構成・文/出原杏子
 

「たくさん色を使わなくてもおしゃれになれる!」ネイビーで作る“究極ワントーン”コーデ術【エディター昼田祥子さん】_img4
 

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