2022年8月から小学生の息子と一緒にカナダのバンクーバー地域へしばらく移住をすることにしたファッションエディターが発信。母子留学を考え始めたきっかけから出発当日までの準備、渡航後は現地の学校や暮らしをリポートする連載です。無事、カナダに到着しましたので、今回はその報告をしたいと思います。

 

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成田からバンクーバーは直行便で片道約9時間(バンクーバーから成田は11時間弱)と意外と近い

飛行機は日本航空(JAL)の直行便を利用。ほかには全日空(ANA)やエアカナダの直行便もあります。

北米というと、とても遠いイメージがありますが、バンクーバーは意外と近く片道約9時間で到着。しかも、直行便もあるので、とてもラクチン。夕方に日本を出発して、バンクーバーには昼に到着するので、飛行機の中で寝ておかなければならないのが苦手なくらい。息子はもう小6なので、飛行機の移動で特に困ることはありませんでした。むしろ、私とほぼ身長が同じくらいで、私より力持ちなので、重い荷物を運んでくれるなど、とても助かりました。小さいころの子連れ旅行は気をつかう部分がたくさんありましたが、あっという間にこんなにラクになるなんて!

現金はとりあえず10万円分だけ空港で両替

カナダの紙幣は5ドルからだと初めて知りました。1ドルは硬貨。

日本でもほぼ現金を使わない生活でしたし、カナダはもっとキャッシュレスが進んでいると聞いていたため、あまり多くは現金がいらないのではという思いから、10万円分だけをカナダドルに両替しました。カナダで銀行口座やクレジットカードをつくるまでは、割高にはなりますが、日本のクレジットカードや海外で使えるデビットカードなどを利用するつもりです。ちなみに、JCBのクレジットカードはほぼ使えるお店がありませんので、カナダではVISA(ビザ)やMastercard(マスターカード)が安心。AMERICAN EXPRESS(AMEX/アメリカン・エキスプレス)は、ときどき使えないお店があります。Apple Pay(アップルペイ)が使えるお店も。

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荷物は特大スーツケース5個だけ。日本から引っ越し荷物の発送はなし

33インチのスーツケース1点、30インチのスーツケース2点、29インチのスーツケース2点の計5点を預け入れ荷物にしました。特大サイズのスーツケースはたくさんは持っていなかったので、今回の渡航のために購入。写真にある小さなスーツケースは機内持ち込みにしたものです。

日本からカナダへの荷物を宅配便や船便、引っ越し便などで送ることも考えたのですが、日本で使っていたものをどれくらいカナダで使うか検討がつかなかったため、まずは飛行機に預けられるスーツケースだけで渡航することに。なので、かなり持ち物は厳選しました。
ですが、カナダに到着して実際に生活を始めてから、「あれ持ってくればよかった!」と思うことがしばしば……(汗)。日本にあってカナダにないものはほぼないので、いざとなれば、カナダで買えば? と聞いてはいたものの、物価が高いこともあり、日本に帰ればあるものをわざわざ買うのは気が引けているのが現実です。

【写真】カナダに到着してから見た風景
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