10月6日、キャサリン妃がウィリアム皇太子と揃って北アイルランドを訪問されました。その時のキャサリン妃のファッションは、コート+パンツという完全な秋スタイル。とはいえ重々しく見えず、品よく爽やかに、がキャサリン妃のお得意とするところ。ロイヤルらしい色やコーディネートはもちろん、いかにキャサリン妃がファッションに対して常日頃から熟考されていて、賢いものであるかが最新スタイルに表れていました。

自由に好きなものを着るよりも、TPOや意味を考えながら、楽しむ。それがロイヤルスタイルであり、まさに”ファッションで語る”プリンセス・スタイルです。そんなキャサリン妃の思いや知性が感じられる、4つのポイントを最新ファッションを通して解説します。

 


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最新スタイルは最近のお気にりのロングコート+パンツ

2022年10月6日、ご夫妻で北アイルランドを訪問。 コート/不明 ブラウス/ウィンザー・ロンドン ネイビーのパンツ/L.K.ベネット ピアス/ミッソマ 靴/ジャンヴィト・ロッシ 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

こちらが1週間前のキャサリン妃です。
ベビーブルーのロングコートに、同系色のボウタイブラウス。ネイビーのスリムパンツ、スエードのパンプスを合わせた、マニッシュ&エレガントなスタイルです。全体的にブルー系でまとめ、鉄板のロイヤルカラー・コーデですね。

昨今劇的に増えている、ロングコート+パンツというスタイル。ご結婚以来フェミニン一辺倒だったキャサリン妃スタイルも、40代になられて以来、凛としたマニッシュなテイストが加わり、パンツが増えました。

ウエストが絞られた女性らしいシルエットのロングコートには、このようなスリムパンツを合わせてすっきり見せるのが基本。中にはボウタイブラウスを合わせ、永遠の定番・コンサバデザインで組み合わせて、文句のつけようのないロイヤル・スタイルが完成しています。
 

① 着回しアイテムに1点新アイテムをプラスして新鮮なコーデ

ブラウス/ウィンザー・ロンドン 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

これが、コートを脱がれた時のキャサリン妃。中にお召しになっていたのは、シルク素材のライトブルーのブラウスでした。シーズンレスで使える素材、デザインはまさにプリンセスにとって便利な一枚。実はこの日、唯一初登場したニューアイテムでした。以前から持っていらしたようにも思えるほどに馴染んでいらっしゃいますが、それもベーシックで定番的デザインを選ばれているから。ただ色に関しては、アウターに合わせてカラーバリエーションを増やしていく。それがかしこい、アイテムの増やし方と言えるでしょう。
 

② ピアスだけ、色を変えて外した上品&上級カラー・コーデ

ピアス/ミッソマ 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

全身をブルー系で統一されているように見えて、実は細かい技がありました。それがピアス! これも以前から愛用のものですが、ピンクのカラーストーンを選ばれていたんです。
ワントーンコーデが当たり前になったかと思いきや、さりげなくピアスに別の色を加えるなんて、これもキャサリン妃の進化、センスアップの証拠と言えるでしょう。ブルー+ピンク、どちらもライトな色味なので、とても上品にマッチしていますね。
 

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【写真】新皇太子妃「キャサリン妃」がエリザベス女王の逝去後に愛用されたパールのジュエリー
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