ミモレ編集部から人事部へ異動して半年。よりTPOなどを意識して服を選ぶようになったというバタやん。現在の部署でのコーディネートを紹介するとともに、改めて仕事におけるファッションの意味を考えます。
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後輩と話すときはシンパシーを感じてもらえるファッションで
「『人の話を聞く』ということが今の仕事で大きなウェイトを占めています。ミモレで記事を作っていたときも『人の話を聞く』は仕事の要でしたが、少し意味合いが違います。俳優インタビューではさまざまな話を聞きだすための駆け引きのようなこともありますし、たとえば長井かおりさんの連載だったら、自分の素朴な疑問を投げかけたり。でも、今は話をぐいぐい引き出すのではなく、相手に寄り添って話を聞くことが増えました。
特に若い子たちの話を聞くときは、柔らかい雰囲気を服装からも作るようにしています。自分では年齢をそこまで意識はしませんが、新入社員からすると20も年上になる場合も……! 委縮されないようにしたいなと思い『自分と近いのかも』と感じてもらえるファッションをするようにしています」
「前回のようなモノトーンでかっちりとしたジャケットスタイルでは、威圧感が出てしまうことも。トレンドカラーのグリーンも取り入れて気負わないカジュアルなスタイルで。とはいえ仕事のシーンではあるので、ラフになりすぎず、そして今っぽさも取り入れて、年下からもシンパシーを感じてもらえたらいいなと……。たとえば、ポロシャツとTシャツのレイヤードスタイル。若い子向けのファッション誌を参考にしたコーディネートです(あ、もちろん年下に寄せようと思って頑張って読んでいるわけではなくて、自分の好みと合うので愛読しているだけなんですが……)。パールのネックレスを足して、少しきちんと感を意識しました」
「ジャケットを合わせるとしたら、着丈長めでオーバーサイズの少し砕けた雰囲気の一枚にすることで、きりっとしすぎません。どうでしょう? 話しかけやすい雰囲気になっているでしょうか(笑)??」
「足元は定番のコンバース。今日のコーデでたくさんの方に読んでいただいた”底上げ”コンバースではなく、オーセンティックなタイプです。
そして、もうひとつ面談をするときにしている工夫があります。『意識を逸らす小物』を取り入れることです」
バタやんのジャケットありきの「お仕事服」。いつも同じに見せないコツは?
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