2022年8月から小学生の息子と一緒にカナダのバンクーバー地域へしばらく移住をすることにしたファッションエディターが発信。母子留学を考え始めたきっかけから出発当日までの準備、渡航後は現地の学校や暮らしをリポートする連載です。今回は息子も私も風邪で寝込んでしまったお話です。

 

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新型コロナ、インフルエンザ、RSウイルスのトリプルデミックで全校生徒の約半数が休む事態に


先月の半ばごろから、息子の小学校で(おそらくほかの学校でも同じような状況)欠席をする子供たちが増えてきました。聞けば、日によってはクラスの半分が不在だった日も! どうやら、新型コロナ、インフルエンザ、RSウイルスが一緒に流行ってしまったそう。この流行がニュースにもなっていました。普段からあまり風邪をひかない我が親子は、どうにかこの流行を乗り越えられたかと思いきや、12月になってついにダウンしてしまいました。

まずは息子。体力があるので、ぐったりはしていませんでしたが、熱が38度を超えたときはさすがに辛そうでした。そして、私にうつらずに、息子も完治したかと思いきや、今週から私が発熱。38度〜38.5度の高熱で動くこともできない状態で2日間を過ごしました。息子は若いので、すぐに復活しましたが、私は未だ現在進行形で、なかなか平熱までは下がらず、この1週間家から一歩も出ることができずにいます。
 

 高熱中に役立ったものは? 
① お茶漬けの素

お茶づけ海苔/永谷園

高熱で食欲がないときに唯一食べられたのが、お茶漬けです。冷凍ご飯を解凍し、これをのせて、お湯をかけるだけという簡単さがとても助かります。
 

②梅ジュースの素

熱があるときは、脱水にならないよういつもよりも多めの水分補給を心がけますが、普通の水を飲むよりも、この梅ジュースの素を入れるほうが体に染み渡る気がして好きです。クエン酸も入っているので、疲れた体にもいいですね。このパウダーは、アイスでもホットでも溶け、子供も飲みやすいまろやか仕立て。息子も気に入って飲んでいました。
 

③ノンフライヤー

なんでも作れるので、ぜひレシピのページも見てみてください! ノンフライヤー/フィリップス

意外にも役立ったのが、ノンフライヤーです。油や火を使わないで揚げ物や焼き物、その他いろんな調理ができる調理器具。息子と入れ違いで私がダウンしたので、私がぐったりしていても、育ち盛りの息子のご飯は用意しなくてはなりません。でも、あまりに高熱で立っていることもできなかった日。息子にご飯を作ってもらうことにしたのです。我が家はIH調理器とはいえ、子供だけに触らせるのは不安。ということで、材料を切って入れて、ボタンを押すだけでいいノンフライヤーが大活躍したのです。

私はキッチンの横にあるソファーに寝っ転がったまま、息子に口頭で説明。途中で野菜を追加したのは私ですが(笑)、お肉を切って、下味をつけて、エアフライヤーに入れでボタンを押したのは息子。時間指定ができるので、ボタンを押したあとは、その場から離れても平気。コンロのように、その場でずっと火加減を見ていなくていいんです。あとは炊飯器でご飯を炊いてもらったら、とても簡単ですが、息子のご飯は完成。

おかげでとても助かりました!

こんなときに、ウーバーイーツの存在があるのを思い出したのは、高熱が下がってからのことですが(笑)。

ほかにも、お友達のママが息子を学校から家の近くまで、車で送り届けてくれたり、病気で欠席となったムービーナイトのピザチケットを譲ったママがお見舞いのケーキを差し入れてくれたりと、みんなの優しさが心に沁みました。
 

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構成・文/高橋香奈子

 

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