クリスマスも目前、パーティーシーズンです。
前回お伝えした、キャサリン妃の米国ツアーファッション。その中で圧倒的な存在感を示していらしたのが、イブニングドレス姿でした。
ビビッドな色の洋服はもちろんですが、やはりお洒落というのは総合的なもの。ドレスがゴージャスになればなるほど、その他、ヘアやメイクが難しい……。

一般から嫁ぎロイヤルメンバーとなられたキャサリン妃は、世界中が注目した世紀の結婚式でさえご自身でメイクされたというほどのメイク好き。それだけに、これまで11年間の変化や進化といったものが、メイクにも如実に表れています。

アイメイクはもちろん、眉、口紅、そしてヘアスタイルの進化。更には、メイクとジュエリーとの関係にも注目です。トレンドよりも自分らしさ、そして美しく年齢を重ねていくためのメイクアップがプリンセスにとっては重要です。ロイヤルウェディングの2011年の初のドレス姿から、皇太子妃となられた最近のドレス姿まで、キャサリン妃のメイクアップの歴史をご覧ください。

 

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2011年

2011年6月9日、ケンジントンパレスで開催されたガラ・ディナーに出席。 ドレス/ジェニー・パッカム 写真:CAMERA PRESS/アフロ

結婚式の約1ヵ月後、初めてのガラ・パーティーに出席された時のキャサリン妃です。当時29歳で、一般から王室に嫁がれたばかりの初々しさは、ドレスと同様にメイクにも表れていました。
ナチュラルに整えられた眉。目元はブラウン系のシャドウをグラデーションにお着けになっています。
チークもほんのり華をさすようにローズピンク系を頬骨の位置に。口紅も同じくヌーディーピンクと、全体的に若々しさと女性らしさのあるメイクをされ、このナチュラルな印象が親近感を与え、国民に好感を与えました。

2012年

2012年1月8日、ロンドン・プレミア“War Horse”に出席@レスター・スクエア。 ドレス/テンパリー・ロンドン 写真:UPI/アフロ

黒のレーシーなドレスをお召しのキャサリン妃。大人っぽさがプラスされたデザインには、スモーキーなダークブラウン系シャドウを目元に、またアイラインも上を強く、下は目尻にむけて濃く、セクシーでレッドカーペットにぴったりな目力のあるメイクをされていました。
眉は、眉頭をしっかり描き、あとはナチュラルに細め。この当時は、どこかを強調させたら、他は控えめに。この時も目にアクセントを置き、リップはヌーディー・ピンクと、ナチュラル感を出すのがキャサリン妃流です。

2013年

2013年9月12日、ロンドンの王立学会で開催された、アフリカ野生保護団体の受賞式に出席。 ドレス:ジェニー・パッカム 写真:Tristan Gregory/Camera Press/アフロ

実はこの時といえば、第一子ジョージ王子を出産され約2ヵ月後のキャサリン妃。出産デトックス効果も手伝って?! お肌ツヤツヤですね。
まだお腹の膨らみがある中、全身スパンコールのキラキラドレスを着用。
メイクは、この時にもグレー味のあるブラウンを目元に入れ、アイラインを上下共にしっかり入れて、目がくっきり大きく見えるメイクをされています。眉もナチュラルなカーブで、ブラウン系で整えられています。
ドレスが煌びやかなので、チークや口紅は、主張はしないけれど肌が健康的で明るく見える、ヌーディーカラーを。ドレスとメイクが、うまくバランスをとられています。


2014年

2014年12月8日、 NYメトロポリタン美術館。 ドレス/ジェニー・パッカム 写真:Shutterstock/アフロ

33歳を翌月にしたキャサリン妃がこちら。
ボトルグリーンのドレスに合わせて、メイクはスモーキーに。ブラウン系のシャドウをアイホールに入れ、目の際に向けてダークグリーンでグラデーション。アイラインも上下ともに入れ、特にアンダーラインは太く濃く、目を囲むように入れていらっしゃいますね。
眉は依然細めですが、形はストレートに変化してきました。仕上げの口紅には、ローズピンクでほんのり可愛さがプラスされています。
大ぶりのゴージャスなエメラルドのピアスを引き立てるべく、落ち着きと品のあるメイクにされています。

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