4位:ロイヤル鉄板スタイル。ドレスコート+お帽子 グラデーションワントーンコーデ

2022年11月22日、南アフリカ大統領の歓迎式典。 ドレスコート/エミリア・ウィックステッド 帽子/不明  クラッチ/マルベリー 靴/ジャンヴィト・ロッシ 写真:ロイター/アフロ

続いて4位のこちらは、ロイヤルスタイルのドレスコート編です。
記憶に新しい、先月のキャサリン妃ファッションですが、プラム色のお洋服に小物をボルドーで組み合わせるという、グラデーションのワントーンコーデがお見事でした。
フィット&フレアーのドレスコートにピルボックス型のお帽子といった、定番でコンサバティブなデザインをスタイリッシュに見せるには、このようにカラーコーデの技がキーになります。ビスポークで、全く同じ色で揃えることもキャサリン妃には可能でしょうが、あえてそうしないことで若々しくモダンな印象に。堅実な着回しのワザを披露しつつ、お洒落度もアップして見えます。

 

3位:“マイ・フェア・レディ” もダイアナ元妃も超えた、キャサリン妃流アスコット・スタイル

2022年6月17日、ロイヤル・アスコットに出席。 ワンピース/アレッサンドラ・リッチ 帽子/ サリー・アン・プロヴァン ダイアモンド&パールのイヤリング/ダイアナ元妃の物 靴/ジャンヴィト・ロッシ 写真:PA Images/アフロ

ここからついに、ベスト3です!
もはや理屈よりも素敵!!! が強くなりますが(笑)、こちらは今年のロイヤル・アスコットでのキャサリン妃スタイルでした。白地にブラウンのピンドットのワンピースがキャサリン妃らしく、ロイヤルの定番柄でもあります。
かつてダイアナ元妃も似たドレスをお召しになっていましたが、それに負けず劣らずの気品と華を感じさせたキャサリン妃でした。
アレッサンドラ・リッチというブランドとの出会い以降、一気にファッションに格が出ましたが、加えてこのお帽子。ツバのある浅めのハット型、これをかぶりこなされるようになったことが、今年の大きな進化です。まさに、現代流リアル・マイフェア・レディです。
 

2位:今年を象徴する、圧巻のイブニングドレススタイル

2022年5月19日、映画「トップガン マーヴェリック」ロンドン・プレミアに出席 ドレス/Rm by ローラン・ムレ ピアス/ロビンソン・ペラム クラッチ/アレキサンダー・マックイーン 靴/プラダ 写真:REX/アフロ

2位は、ゴージャスなイブニングドレスからのチョイスです!
今年はドレスの着こなしも、超洗練されたキャサリン妃。その中でも最もクールでスタイリッシュだったのが、こちらのスタイル。トム・クルーズの最新作のプレミアに出席された際ですが、オフショルダーのブラックドレスに、繊細で存在感のあるピアスを着け、髪もセンターパーツにされ、全身モードな着こなしがお似合いです。思えば今年は、黒のお洋服が多く見られ、これも40代となられたことで、クール&セクシーなイメージへとシフトされている証しでしょう。

世界中が見つめる中で素敵なドレスを着るべく、さすがのキャサリン妃も事前にボディ調整をされていたはず。お腹がぺったんこなのはもちろん、ヒップには丸みを持たせ、細いけれどメリハリのあるボディの完成。これまでとは別人のような、カッコいいキャサリン妃に拍手! でした。