ファッションエディターの発田美穂さんが、大人世代におすすめしたいアイテムやコーディネート術、テクニックをご紹介します。

あけましておめでとうございます! 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

年が明けまして、いよいよ今年は50歳になる年! 私的には何ら変わらない気がしますし、突然飛躍的に成長する! とかも、残念ながらないと思うんですが、でもやっぱり、50歳って節目ですよね〜。いつも通り平常心で、愛を持って仕事して、毎日できるだけ楽しく暮らして、笑顔で50歳を迎えたいと思います!

 

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と、新年らしく、今年の抱負風味な話から始めちゃいましたよ。

さてさて、以前もこのコラムでご紹介した派手派手なセルフヴィンテージのスカート。冬はこんな風に着ています!

 
スカート/ドゥロワー(7年前に購入したもの) ニット/ノーク アウター/オーラリー(2年前に購入したもの) バッグ/ライフスタイリスト ブーツ/MM6 メゾン マルジェラ

昨年夏の記事では、ノースリーブTシャツを合わせたシンプルなスタイリングでしたが、冬はスカートの柄の中の1色である黒のニットを合わせてみました。7年前に購入したものですが、柄とカラーリングが大好きすぎてずっと大切にしているスカート。こうして冬のコーデに合わせてみても、やっぱり好きだわあ、と思います。

前回ご紹介したときに、“派手だからこそ”長く愛用できる、というお話をしたのですが、こうしてニットと合わせてもそれを実感。シンプルなクルーネックニットとのワンツーコーデですが、派手さが個性にもなり、華やかさにもなり、いい仕事をしてくれています。

 

この日はモケモケしたボアジャケットを合わせ、さらに派手さを追求したコーデとなっておりますが(笑)。シンプルなロングコートを羽織り、スカートだけを主役にしたスタイルももちろんいい感じに。

なんか、最近思うんですけど、またひとつ“おばさんステージ”が上がったからか、派手な服を着ることに対して、さらに抵抗がなくなってきたように思います。若さって自意識のかたまりですから、勝手に、派手すぎるかなとか、誰かに何か言われたらどうしようとか、いらぬ心配をたくさんしていたように思います。まあ、それが初々しさやフレッシュさ、魅力的なアンバランスさにつながっていたりするわけなんですが、もうこちらまもなく50年を生きようかとしておりますので、着たいものを着させてよ! という気持ち。

これが開き直りに変わってしまうと、昭和で言うところの“オバタリアン”(古)になってしまうのだと思いますが、誰にも迷惑はかけないように気をつけますから! 着ていて気分が上がるような、ハッピーなおしゃれで機嫌よく過ごしたいと思います!

ファッションエディター発田美穂さんの気分が上がる「派手」なスカート。どんな風にコーディネートしてる?
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構成/幸山梨奈
 

 


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