美容オイルが好きです。
「香りが好き」など、理由はいくつもありますが、荒れやすくごわつきやすい肌が、オイルを使用することによって柔らかくふっくらと整うところに一番の魅力を感じていて、新製品が出るとつい手が伸びてしまいます。
美容班の國見さんと中田さんが担当している美容オイルの企画や先月公開された瀬戸口めぐみさんの記事も、興味津々で読んでいます。
突然ですがここからは思い出話です。
もう四半世紀近く前のことなので記憶は定かではないけれど、入社して数年たったころ、(たしかVOCEを読んで)「美容オイルというものがあるんだな」と知り、はじめて買ったのが、瀬戸口さんの記事でも紹介されていたアルビオンのフレッシュハーバルオイルでした。
20代前半の私は、夜中にお菓子を食べたりお酒を飲んだりと、食生活にそこまで意識が行き届かず、若さに任せて(?)かなり不規則な生活。
さらに、保湿がきちんとできておらず”肌表面は乾燥しているのにニキビがしょっちゅうできている”という、不安定な肌状態でした。なんとか改善したいという思いで美容クリニックに通ってケミカルピーリングを試してみたこともありました。
40代になった今の私からすれば、(それも大事だが、その前にまずは食生活を見直してみろ)と自分に言ってやりたいですが、まあ、当時は出口が見つからずにかなり悩んでいたわけです。
色々なトライを続けているなかでアルビオンのオイルを知り、使い始めたあたりで「おや? 肌がふっくらしてニキビができにくくなっている……?」と気づいた瞬間がありました。あれこれ試したことのうちどれが明確に効いたのかは何とも言えないけれども、このオイルを使い始めて肌質が改善したように感じたことは覚えています。そんな「恩人」のようなオイルを、リニューアルを何度も経た今も愛用しています。
普段のスキンケアの時は化粧水の前に数滴、手のひらで伸ばして顔全体になじませています。肌が弱っていていつもよりケアしたほうがいいなと感じたときは、ティースプーン一杯くらいの量をとり、2~3分位ゆっくりマッサージ。
さらさらなオイルだということをお伝えしようと手の甲に出したそばからつつつ~っと垂れていく様子。思っていた写真とは違いますが、むしろこの方がよくお伝え出来ているかもしれません(笑)。最近のオイルはさらっとべたつかず使いやすいものが増えていますね。
右手はオイルをなじませる前、左手がなじませた後です。左手のほうがツヤとハリが出ました。
今回は「思い出のオイル」の話になってしまいました。今思えば、自分の肌に自信が持てず後ろ向きだった気持ちがちょっとだけポジティブになれた、このオイルとの出会いが、美容が好きになる”はじめの一歩”だったのかもしれません。皆さんの「思い出の美容アイテム」は何でしょうか? ぜひ教えてください。
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