キャサリン妃が参考にされた? グローブ使いが得意だったダイアナ元妃ファッション

 

1987年11月1日、ドイツ、ミュンヘンのオペラハウスを訪問。モーツワルトのフィガロの結婚をお楽しみに。ドレス/キャサリン・ウォーカー 写真:REX/アフロ

こちらは1987年ドイツ、ミュンヘンのオペラハウスを訪問された時のファッションです。
深みのある茄子紺のベルベットに異素材のタフタのフリルで切り替えがなされたドレスと、同様のタフタ素材のグローブを合わせられたダイアナ元妃。洋服と小物を、ワントーンで素材を変え、華やかさを出された装いがなんともノーブルですね。

現在キャサリン妃も愛用されている英国デザイナー、キャサリン・ウォーカーがデザイン。全身でトータルコーデをされたスタイルがダイアナ元妃らしく、ゴージャスな装いです。

胸のラインとグローブの位置がほぼ同じで、ストレートなラインが作られていることで、美しいデコルテがスッキリと引きたっています。

 

ダイアナ元妃らしい! 遊びと余裕の上級グローブ・コーデ

 

1986年9月1日、ロンドン、グロブナーハウスにて。アメリカズ・カップ・ボールに出席。ドレス/マレー・アルベイド 写真:Mirrorpix/アフロ

もう一つ、ぜひご紹介したいダイアナ元妃らしいグローブ・ファッション!
1986年アメリカズ・カップのチャリティ・ボールに出席された際のお姿ですが、フラメンコからインスパイアされた赤×黒のアシメトリーのドレスに、オペラ・グローブを。それも片手づつ異なる色をお着けになっています。

マレー・アルベイドがデザインの鮮やかドレスと、グローブ、黒のチョーカーにクラッチ、ストッキングのデニールに至るまで、計算され尽くしたパーフェクトな着こなし。
時代のファッションアイコンと称され、その美貌やスタイルはもちろん、チャレンジすることを恐れなかったダイアナ元妃だからこそ着こなせるファッションとも言えますね。今見ても素敵です!