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保育士×占い=親子関係、子育て、教育に特化した占い師に!

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かなり変わった組み合わせに見えるかもしれませんが、占いもピッタリ合うと思う仕事の1つ。実は占いには、知識と同じかそれ以上にコミュニケーション力(観察力や洞察力を含む)が重要なのです。保育士の高いコミュニケーション能力が活かせると言えます。

よく考えてみると、人の成長の過程を見る、対人援助の仕事という大枠の要素も似ていることが分かります。
子ども理解と親理解のスキルがある保育士が、占いのスキルを身につければ、親子関係がうまくいくように占いを通じて楽しくカウンセリングできちゃいます!

占いの場合、基本的には少人数を相手にするのと、稼働時間が比較的自由なので、副業で気分転換的に少し取り組むのも面白いかもしれません。
保育士は子どもや保護者などの練習相手候補も多いので、まず趣味的に学んでみてはいかがでしょうか。

 

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保育士×宅建士=家族目線で一緒に家探し&家造りができる宅建士

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不動産の専門家である宅建士も、保育士のスキルが活用できる仕事です。多くの人が関わる不動産の現場では、調整力や説明力などの対人スキルが仕事をスムーズに進めるのに役立ちます。

ほとんどの方には初めて学ぶことになる宅建ですが、実は毎年20万人もの受験者がいる人気資格。不動産会社には5人に1人の割合で宅建士が必要なので、常に多くの求人があり、少ない日数で副業的に関わることも可能です。なお、宅建は法律系国家資格の第一歩に位置づけられることが多く、学び始める時点で不動産関係ではない方でも問題ありません。

スキルを活かせば、他の人とは一味違う、新しい目線で物件探しや家づくりが一緒にできる宅建士になれるでしょう。

人気の国家資格を取っておくことで、将来ハードに動き回ることが難しくなってきた時への備えにもなりそうです。

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保育士×IT=顧客満足度の高いWebデザイナー

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ITと言っても非常に幅広い仕事があるのですが、だからこそ何をするにも様々な人の間で調整が必要。そこで、保育士の高いコミュニケーション能力が非常に有効です。もちろん、次々新しいことが生まれ、学び続ける必要があるのがIT分野。自分自身の学力や理解力に加え、顧客に対しての説明力も活用できます。

近年のIT分野は、複雑なプログラミング言語を完全に習得しなくても操作できるシステムが発達し、スキルを身に着けやすい環境になっています。ITスキルが保育士に加われば、日常的にモノづくりやデザイン色を決めたりする延長線上で、Webサイトの作成がスムーズに進みそう。

特に『UX(ユーザーエクスペリエンス)』という、使う側の立場を重視することが近年のIT分野では重視されています。要望を丁寧に聞き取って実現していくことで、Webデザイナーとしても魅力的な存在になれるのではないでしょうか。