1998年3月。SNSもまだ普及していなかった時代に、日本で初めての美容雑誌『VOCE』が誕生しました。
それから25年。四半世紀の時を超えて、3月22日に25周年記念号となる「5月号」が発売されました。

このメモリアルな号の発売をお祝いして、勝手に“お助けコスメ番外編”としてご紹介したいと思います(笑)。

「私、学生の頃買ってたわ~」
「聖子ちゃんの表紙、覚えてる!」
など、思い出しながらお読みいただけたら嬉しいです。

まずは表紙から。

VOCE2023年5月号 ディオールの特別付録がついた通常版 ¥980 
※付録がついていない増刊版もあります ¥690

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いや~、圧巻です。
VOCEが創刊から掲げているキャッチコピー「キレイになるって面白い!」がドーンと入り、日本のビューティを作ってきた人々が11名登場されています。
ミモレの連載でもおなじみの齋藤薫さん、長井かおりさん、イガリシノブさんもなんと表紙に(そして、中の企画にも)!

よく見ると表紙の真ん中に1ヵ所だけ空いているスペースがあるのですが、ここに入るのは「読者の皆様」なのだそうです。素敵です。証明写真貼っちゃおうかな。

さらに、通常版にはとんでもない付録が……。

「通常版」だけについてくるディオールの特別付録。

まず、箱が立派(驚)。扉を開いて2品が現れた時に思わず「おおっ」となります。
ディオールの「カプチュール トータル ル セラム」(美容液)と「ディオールスキン フォーエヴァー フルイド グロウ」(ファンデーション)のサンプルサイズのセットが、何日も使えそうな容量でついているのです。これは豪華です。

様々な媒体で何度も紹介されている名品です。顔に塗るとすーっと伸び、疲れた肌にハリを取り戻せる美容液です。
こちらも名品のファンデーションです。手の甲の左半分が塗った状態、右半分が何もしていない状態です。肌に自然なツヤが生まれるので、マスクを外すこれからの時期によさそうです。

誌面の話に行く前に一瞬話がそれますが、ある日、編集部での仕事を終えて家に帰るため講談社本社1階を通ったところ、受付前にどでかい看板が突如出現していました。

25周年だから25mくらいありそうです(適当です。笑)

この写真だと見えないかもしれませんが、小さな文字がたくさん入っています。1000人の美容関係者や読者の方々に「キレイになるって面白い」を実感するエピソードを寄せてもらったとのこと。す、すごい。
同じものが3月26日まで表参道駅の青山学院大学側出口で見られるそうです。

 

さて、誌面の特集も「これでもか!」というくらい読みごたえのあるページがぎっしり詰まっています。25周年号にかける想いやメッセージが伝わってきます。

松田聖子さんの創刊号表紙のビジュアルが印象的な「VOCE ニッポンビューティ 25年史」と題した企画は、25年間の美容の歴史をキーワードで楽しく振り返ることができます。さらに、紙の雑誌じゃないとできない仕掛けになっているのでぜひ「ぺらっ」とやっていただきたいです。


そうそう、創刊当時に連載していた安野モヨコさんの「美人画報」のページがスペシャル版として掲載されていたのが胸アツでした。私は創刊当時は大学生だったので「安室ちゃんに憧れて細眉にしていたなぁ」など、色々な思い出が浮かんできました。ちょうど、当時の連載を再編集した電子書籍も発売になったとのことで、即ポチりました。

最初のほうに載っていた遠藤編集長の言葉の中に「十人十色、人の数だけ美容の正解がある」という一文がありました。本当に、本当に(2回言う)その通りだなと思いました。

美容は「この通りにしなきゃいけない」ではなく、今の自分を受け入れて前向きになれるものでありたいし、その気持ちを忘れずに記事をお届けしていきたいなと改めて感じました。

とにかく読みごたえがある1冊なので、一気に読むのはもったいないくらい。1ヵ月くらいかけてゆっくりじっくり楽しもうと思います。

皆さまもよろしければぜひご覧くださいね。
 

【写真】エディター常松静香が愛用している「お助けコスメ」リスト
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