こんにちは。編集部のみかづきです。
春になり、色とりどりの花がお花屋さんの店頭を賑わせていますね。綺麗だなぁ……と思って覗くのですが「よし、買って帰ろう!」とはなかなかならないんですよね。まず「たくさん種類がありすぎて選べないし、なんでもない日に飾るなんてちょっと贅沢かな」なんて躊躇してしまい。

実は、これでも高校時代は華道部だった私。「お花より、お菓子の食べられる茶道部にすればよかったな」と思ったことは多々あるものの、やはりお花は好きだというのに……この感じは何だろう……? と思っていました。

が、今回ミモレストアで平井かずみさん、スガハラさんと別注させていただいた花瓶を使って気がついたんです。
「花瓶が大きいか小さいかの2択しか持っていなかった」ことと「沢山飾らなくてはという思い込みが強かった」ということに。



「好きな花を3本だけ」でよかった!

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パッと店頭で目に飛び込んできた気持ちをあげてくれるピンクと真っ赤なダリア、そしてクレマチスを1本ずつ選んで活けました。普段だったらそれぞれ色が強いので一緒に選ばない3本ですが、この花瓶だと不思議と調和して見えます。

今回のミモレ別注の花瓶(バケツ型)を使った撮影で、平井かずみさんに教えていただいたのが「3本の法則」でした。「同じ種類の花で3本、もしくは違う種類の花で3本を組み合わせれば、空間に広がりが出ますよ」というお話を聞いて、目からウロコがこぼれるようでした。私は今まで一輪挿し、もしくはたくさんのお花をバサっと活けられる大きめの花器かしか持っていなかったんです。
そのため、花を買うときも一輪or7〜8本という単位で考えてしまうことに。そうすると、一輪挿しで飾るのに大きい花は必然的にNG、でも何でもない日に沢山買って飾るのも贅沢かなぁ、と思って躊躇してしまっていたんです。

でもこのバケツ型は3本飾るのにちょうど良いサイズ感。何より口の広いバケツなので、口に沿わせるように活けることで、空間に広がりが出て、花同士も近すぎることなく簡単に調和が取れます。「この花とこの花は合わないかも?」と考える必要もなく、好きな花を自由に3本選べば花器がバランスを取ってくれるんです! 3本だったらお花屋さんで好きな花を選んで手軽に買えますし、日常で飾りやすいですよね。

使った花瓶はこちら

平井さんもお仕事やプライベートで多用しているというバケツ型。お花や水の状態もわかりやすいガラス製かつ、お部屋に飾りやすい万能なサイズです。

こんなふうにも使えます

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左上・こちらも違う種類を3本いけたバージョン。たった3本なのに印象的な佇まいが素敵です。右上・同じ花の種類で3本。同じ種類の場合は、咲き方の違う3本を選ぶのがポイントだそう。右下・3本の法則のバリエーション、3種類×3本の計9本で華やかに。左下・人気の球根花にもぴったり。


枝も「1本」から美しく飾れます

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ミモレ別注の花瓶(ボトル型)に枝を1本活けて洗面台に。それだけで、爽やかな季節を感じることができ、お店のようなおしゃれな空間に。

近年人気の枝もの。素敵な暮らしをされている方のお部屋には、必ず季節の枝が飾られているイメージです。でも、写真では大きめの枝がバサっと沢山飾られていて、まさに“室内で自然を感じられる”活け方。なので、枝を飾るには大きなスペースが必要だな、と思っていました。でもそれについても平井さんが「1本でも充分季節を感じられますよ」と実践してくださり納得。このボトル型は枝1本からサマになるように、口は細く、またボトル全体も細め&厚みを控えてスガハラの職人さんたちにガラスを吹いていただいています。
お花屋さんの店頭では縁遠かった枝ものが、これからは1本ずつ、いろんな種類を家に連れて帰れるのが楽しみです。

使ったのはこちら

「実は枝ものが一番、季節の移ろいを感じやすいんですよ」と教えてくださった平井さん。大きすぎないサイズ感なので、玄関周りや洗面台、デスクまわりなど日常でグリーンを身近に楽しんでいただけます。


こんなふうにも使えます

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左・すっとまっすぐに伸びる枝も美しい小手毬。少し太めの枝でも相性抜群。


花を飾る楽しみをグッと身近にしてくれるような、使い勝手の良い今回のミモレ別注の花瓶。平井さんによる花の飾り方レッスンの記事も公開中です。こちらの花瓶は期間限定の販売となっているので、気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。

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構成・文/朏亜希子(編集部)
 

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