見た目年齢に差が生じるのはなぜ?

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同じ年齢でも10歳以上若く見える人もいれば、20歳くらい老けて見える人もいる。40~50代にもなると、そのような見た目年齢の差を実感する機会が増えてくるのではないでしょうか?

 

ちなみに筆者がそれを強く感じたのは、40歳になる手前。中学校の同窓会の集合写真を見たときでした。その同窓会には当時の担任教諭も出席していたのですが、還暦をとうに過ぎている恩師と同年代に見える人もいれば、年相応に見える人、さらに実年齢より10歳くらい若く見える人もいて、卒業して20数年の間にどうやってこの差が生じたのか……とても不思議に感じました。

言ってしまえば身体のケアや生活習慣、さらには考え方といった「生きざま」の違いなのでしょう。では、その生きざまの違いが身体にどう影響して見た目の差としてあらわれるのか……その原因を分かりやすく解説し、さらにはそのメカニズムを生かした若返り法を教えてくれるのが、精神科医・和田秀樹さんの著書『50歳からわけあって若返りました』です。

和田さんによると、見た目年齢は「前頭葉」という脳の部位が深く関係しているのだとか。そこで今回は、本書から「前頭葉」と見た目の関係性と、若々しさを保つための習慣を抜粋してお届けします!