日常で感じる「ちょっとした違和感」について井戸端会議していくこの連載。ウェブマガジン「ミモレ」とその読者コミュニティ〔ミモレ編集室〕に寄せられた皆さんのモヤモヤエピソードをご紹介していきます。
今日ご紹介するのは、男女の友人関係にまつわるモヤモヤエピソードです。
男友達と飲みに行ったら、「あの二人、デキてるらしいよ！」と噂になりました
エピソードをお寄せくださったのは、専門職としてバリバリ働くサツキさん（41歳・フリーランス）。
仕事関係で知り合った男性と意気投合し、親しい友人として付き合うようになりました。私は独身ですが友人は既婚。恋愛対象として好みなわけではなく単純に気が合って、仕事に熱いという共通点もあり、話していると止まりません。
月一回程度、二人で飲みに行きます。フリーランスとはいえ狭い世界で働いているので、周囲に変な風に思われないように二人で会っていることはなるべく秘密にしています。もちろん、友人の家庭のことを考えて深夜まで付き合わせるようなことはしません。最近あったこと・これからやりたいことをワーッと話して「お互い頑張ろう！じゃあね！」と解散する、さっぱりした集まりです。
大人になって良い友人ができるなんてラッキーだなぁなんてのんきに思っていました。しかし先日、仕事仲間たちが私たちのことを話しているのを偶然聞いてしまったんです。
「二人で飲んでるのを見た」「やっぱりデキてたんだね」そんな風に盛り上がっているのを見て、へこんでしまいました。
女友達にこの話をしたら、「私も男女の友情は信じてないかな～。奥さんはどう思ってるんだろうとか考えちゃう」と。私は学生時代から男友達も結構いて、女友達ともまた違う関係が居心地良いと感じてきました。中途半端に秘密にしているから噂されてしまうのか、でも男女の友情否定派も多そう、とモヤモヤしています。
オープンな関係にするメリット
男女に友情は成立するのか？ そもそも「男女」と決め打ちしていいのか……というLGBTQの問題も含め、議論が白熱しそうなモヤモヤテーマですね。
サツキさんも仰る通り、大人になって新しい友達ができるなんて貴重なこと。せっかくの出会いは大切にしたいですよね。しかし、「男女の友情はありえない。二人きりで飲みに行く男女はきっと恋愛関係にあるはず」と考える人もきっと多いのでしょう。からかわれたり、妙な邪推をされたりしないよう、「二人の仲のことはできるだけ秘密にしておこう」と思う気持ちもよくわかります。
【漫画】男女の友情はアリ？ナシ？
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