IMAI’S RECEPE
そら豆ご飯
今井さんに教えてもらったのは、「野菜の炊き込みご飯」の味つけ黄金比。
「お米1合につき、お酒大さじ1、塩小さじ1/2」がベストの割合とのこと。
昆布と一緒に炊くといいそうですが、今回はその代わりにそら豆のさやも一緒に炊くことで、豆の旨みをより一層引き出しています。
<材料>※3〜4人分
そら豆(さやつき) 500g<豆部分約150g>
米 2合
水 2カップ
酒 大さじ2
塩 小さじ1
<作り方>
① 生のままそら豆をさやから取り出し、薄皮をむく。
② 米、水、酒、塩を炊飯器に入れ、薄皮をむいたそら豆と、そら豆のさやをのせて、普通に炊く。さやも一緒に炊くことでこっくりお豆の味が濃い。
全2回にわたりお伝えしてきた、稲田さんと今井さんの家庭料理対談は以上です。
ぜひみなさんも、これらの内容を参考に、毎日のご家庭での料理を楽しんでくださいね。
【写真】今井真実さん・稲田俊輔さん「ブロッコリー、そら豆の黄金比レシピ」
▼右にスワイプしてください▼
<新刊紹介>
『料理と毎日 12か月のキッチンメモ』
今井真実 著
本体1750円+税
CCCメディアハウス 刊
いつもの食材で知らない味に出会う食日記。何気ない幸せを感じる日々の中に、意外な調理法、組み合わせ、食べ方、献立、すぐにやってみたくなる食事のヒントが盛りだくさん。
毎日のごはんがちょっとの工夫でおいしくなるレシピや献立、料理の楽しみ方などを、思わずフフッと笑顔になる日々の日記と一緒に綴ります。時短、簡単、節約もほどほどに大切にしつつ、何気ない日常の幸せと食の喜びがしみじみと伝わる1冊です。
『ミニマル料理 最小限の材料で最大のおいしさを手に入れる現代のレシピ85』
稲田俊輔 著
本体1600円+税
柴田書店 刊
「そのレシピ、どこまでシンプルにできる?」
著者・稲田俊輔さんのツイートで話題になった「30分チキン」「ミニマルラーメン」をはじめ麻婆豆腐、ポテトサラダ……。失われつつある「普通の家庭料理」の「飽きのこない味」に思いを寄せ、現代の私達が日々作るなら? と実験を繰り返した稲田さん。再現性にこだわり、徹底的に引き算した85レシピを収録した本書は、きわめて実践的な料理本であり、同時に思想書とも評されています。
撮影/今井裕治(人物・今井さんレシピ)
天方晴子(稲田さんレシピ)
協力/青山ブックセンター本店
文/中田絢子
関連記事
「【レシピつき】単なる時短やズボラ飯じゃない! 最小限の材料で最大のおいしさを引き出す家庭料理の秘訣とは」>>
Comment