若い世代に大人気、淡い色合いの中国系エアライン制服
私は航空専門誌・月刊[エアステージ]のInstagramで毎週CA制服をご紹介しているのですが、最近、若い人に人気なのが中国系エアラインのCA制服です。
1300以上の「いいね!」がついたのが、吉祥航空の制服。マオカラーや斜めの打ち合わせ、デコラティブな刺繍入りなど、チャイナドレスを彷彿とさせるデザインです。テーマは「Dream Traveling Flower」で、淡いピンクやグレー、ドレスの裾が広がったチューリップを思わせるラインがロマンチック。デザイナーは北京出身の中国人女性で、刺繡やビーズなどの手工芸や水墨画の技法を駆使したオートクチュールで知られるグオペイ(郭培)氏です。
そしてこちらは、ブルーグレーのグラデーションで統一された海南航空の制服。女性用のワンピースに描かれているのは、雲・波などの東洋的なモチーフ。オートクチュールデザイナーのローレンス・シューがデザインを担当し、初公開されたのは、フランス・パリで開催された「2017 年秋冬パリ・クチュール・ウィーク」のランウェイでした。ローレンス・シューは、中国人で初めてパリコレ進出を果たした人。日本で言えば森英恵さん的存在です。
2023年2月24日に発売された『エアライン制服図鑑』では、こちらでご紹介したCA制服のほか、のべ約80社の制服とその歴史をたっぷりご紹介しています。ぜひご覧くださいね!
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