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何かとお手入れが必要になってくる40代。ただ闇雲にお手入れするのではなく、自分の肌や体を知ったうえで適切なお手入れができるとしたら……? 自分の体を可視化できる「腸内フローラ」の状態を知ると、健康のバロメーターがわかるそう。編集部ではインナービューティサプリブランド「キュメック(CUMEC)」で展開している腸内の菌のDNAを分析する分析サービス「腸内フローラSCAN®」を試してみることに。さて、その結果はいかに?

 

取材してたどり着いた
押さえておくべき「健康のバロメーター」

 

 人生100年時代。100歳と言わなくても年齢を重ねるにつれ、節に願うのは「健康であること」。ミドル世代になってから、確実に体の変化はあって「タメになる」コトやモノのアンテナを張って、積極的に摂り入れている人が増えているとか。
ここ数年、健康で注目されているのが「腸活」。腸活とは、腸内環境をより良い状態にするための活動。 良い腸内環境とは、腸内にいる細菌の量のバランスが保たれていて、善玉菌30〜40%・悪玉菌10%・日和見菌50〜60%が理想とされています。バランスのいい腸こそ、毎日の健康に近づくことはみなさんもご存知ではないでしょうか。

また、腸内の細菌は、菌種ごとの塊となって腸の壁に隙間なくびっしりと張り付いていて、その状態がお花畑(flora)にみえることから「腸内フローラ」と呼ばれるようになりました。正式な名称は「腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)」とも言われています。 

腸内の環境を整えることは健康への一番の近道と言っても過言ではなく、さまざまなケア法が紹介されています。そこで編集部では腸内フローラの「今」を可視化できる体験キットを使ってみました。 
 

腸内フローラSCAN®
一言でいうとどんな検査?
 
今回、試したのは最先端のメタゲノム解析技術を応用した、CUMEC オリジナル菌叢解析「腸内フローラSCAN®」。お腹の中にどんな腸内細菌がどれくらいいるのか、便に含まれる腸内細菌からDNAを調べ、NOSTERが構築したデータベースを基に、腸内細菌叢の状態をより詳しく把握することが可能に。A〜Eの5段階判断基準で評価するだけでなく気をつけたい疾患やその対策・健康な腸内フローラを育むためのおすすめの食材やレシピなどを紹介してくれる。検査の方法は便を採取し、検査機関に送り返すだけ。1〜2カ月後にレポートが送られてくる。

インナービューティサプリ「キュメック」>>


生活習慣や健康状態も一目瞭然
健康な「うんち」を作る環境を制せよ!

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ミドル世代真っ只中の健康な腸内とは? 「腸活キット」についてミモレエディターの國見とライター長谷川が話をしました!

國見 香 
mi-molletエディター。『mi-mollet BEAUTY AWARDS』『コスメお試し隊』『40代の髪型』など、美容記事をメインに発信中。週末の麺活や食べ歩きが楽しみ。ここ5年で10キロ増量してしまった。

長谷川真弓 
美容エディター・ライター。気に入ったらとことんハマる性格で飽きっぽい性格。気になるヒト・コト・モノを取材しながら年齢に応じた美容情報を発信。最近はガーデニングにハマりちう。



美容エディター・長谷川真弓(以下・長谷川):今回試す体験キットは「腸活」。腸内フローラを可視化できる「腸内フローラSCAN®」です。
私、小さい頃から慢性の便秘症なうえ、お腹も弱いほうだったから腸活にものすごく興味があって。

ミモレ編集部・國見香(以下・國見):確かに腸内環境って興味あります! ミモレでは食べて痩せる大人のダイエットの企画で「痩せる腸をつくるオクラ」「玄米」の特集が、コロナ禍真っ只中のときには、腸を整えることでストレスも解消できる記事「【ストレス解消】心も体もすっきり「誰でもできる意外な腸の整え方」が好評でした!

長谷川:「腸内フローラ」という言葉がメディアで紹介されるようになったのは、2015年〜2016年頃だったような気がします。もちろん医学のほうではもっと早い段階から研究されていますが、正しくは「腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)」と言うんですよ。腸内に潜む菌の集団はおよそ100種類、100兆個が腸の中に常在しているんですって!

ただし、菌は菌でも良質な菌を育む環境がカギと言われています。質の良い菌を増やして腸内のバランスを整えれば便の出もよくなるし、便の質も変わるとか。良いうんちを出すって大事なんでよね。

國見:「腸内フローラSCAN®」の資料によると、健康な人の便は水分が80%、残りの20%は固形分で構成されていて、さらに固形分の内訳を深掘りすると食べ物のカス、新陳代謝によって剥がれた古い細胞、そして菌の残骸が1/3ずつ出るそうですね。

長谷川:この菌を調べることで腸内の菌の種類や量が把握できるらしいんです!

 
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