2023年最も注目のロイヤル・ウェディングと称された、ヨルダン王国フセイン皇太子とフィアンセ、ラジワ・アル・サイフさんの結婚式が、6月1日にアンマンにて行われました、
イスラム式のお式に出席したのは140人で、ドレスコードはブラック・タイ。女性はロングドレスがマストですが、ティアラの着用は無し。文化や宗教が違えば、当然ファッションも異なり、出席された方々もヨルダンを意識された装いだったことが印象的でした。
世界各国の王室から集まったプリンセスの皆様の中から、私が注目したウェディングスタイルをご紹介します。
まずは、やはりこの日の主役、ラジワ皇太子妃のウェディングドレスから!
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①ラジワ皇太子妃:エリー・サーブのウェディングドレス
ヨルダン王室といえば、とにかく美女揃いで知られていますが、そこに新たにメンバー入りされたラジワ皇太子妃も勿論、負けず劣らずの美しさ。
そんな皇太子妃が選ばれたウェディングドレスは、レバノン出身のデザイナー、エリー・サーブのもので、アシメトリーのネックラインに、ボディコンシャスなシルエット。ウエストから円を描くように流れるドレープがエレガントなデザイン。凛とした気品あるドレスが、皇太子妃にとてもお似合いでした。
驚いたのは、ドレスに合わせた靴が実はフラットだったということ! フセイン皇太子との身長バランスをお考えになったのだろうと推測しますが、ヒールを履かずとも、この八頭身並みのバランスになるというのは、いかに皇太子妃のお顔が小さく、スタイルが良いかの証しですね。
アラビア語が刻まれているというティアラは、この日のために新たに作られたもので、フランスのフレッド製。義理のご両親となった、国王ご夫妻からの贈り物と推測されています。
ちなみに、エスコートをされているイケメンの男性は、フセイン皇太子の弟、ハシェム王子です。
現在18歳の王子と、29歳の新婦ですが、お2人並んでも違和感のないところも凄いですよね。
②ラーニア王妃:ディオールの刺繍ドレス
続いては、ラーニア王妃。その美貌が常々話題となる王妃が、この日新郎の母として、各国のゲストをお迎えするべく選ばれたのは、黒のシルククレープのドレス。
ディオールの2022〜2023オートクチュール・コレクションからのデザインで、ネックラインやカフス、そして背中にもヌードカラーの“生命の樹“のブーケの刺繍が施され、なんともエキゾチックでノーブルな気品が漂っていた王妃でした。
ゴールドのイヤリングにヌードカラーのクラッチを合わされ、黒子として全体的に色は控えめにされながらも、むしろ美貌が映えるラーニア王妃でいらっしゃいました。
個人的には、ドレスの刺繍とともに、緩やかかつセクシーなアップスタイルでの、この後ろ姿も美しく見惚れました。
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