先週、キャサリン妃が2度公務に登場されました。印象的だったのは、どちらも共通してピンクのファッションだったこと! 本来、皇太子妃のお好きな色の一つですが、今年のトレンドカラーでもあります。プリンセスも、トレンドカラーを気にされる? それとも、ピンクはやはり、プリンセスのお気に入りカラー? そして、なんと同じ日に、キャサリン妃のみならず、他国の王妃や王女もピンクを着用されたんです! 偶然にしてもすごい。

更に今夏には、ファッションドール『バービー』の実写版として映画も公開が予定され、まさに今年はピンク、ピンク、ピンクが熱い!

キャサリン妃をはじめ、欧州プリンセスの皆様の、年齢や個性に合わせたピンクの着こなし方は必見です。リアル・プリンセスのピンク・ファッションをご覧ください。

関連記事
「年齢や季節関係なく長く愛用できる」ワンピースの選び方【キャサリン妃の買い物に学ぶ!】>>

 


キャサリン妃①ガーデンでのピクニック・スタイルにピンクのワンピース

2023年5月22日、ロンドン、チェルシー・フラワー・ショーに出席。 ワンピース/Me+Em ピアス/キャサリン・ゾライダ ウェッジソールのエスパドリーユ/カスタニエール 写真:REX/アフロ

これが先週、1回目のお仕事スタイルでした。シフォン系で透け感のあるエアリーなピンクのワンピースは、Me+Emのもので、2021年に初めてお披露目され、今回は2度目の着回しでした。

この日は、ロンドンで開催されたこの時期恒例の人気イベント、チェルシー・フラワー・ショーのプレビューの日で、実はキャサリン妃が発案された、生徒達がガーデンでピクニックをするというグログラムに、サプライズで参加をされました。

爽やかで春らしいカラー&素材。ここまでは納得も、一見ピクニックにスカート? と思うかもしれませんが、実は意外とピクニックにはスカートの方が座りやすかったり、楽だったりするんですよね。靴は、ご愛用のウェッジソールのエスパドリーユを合わされ、カジュアル感をプラス。この場にぴったりな靴選びで、ワンピースの印象が決まっています。

では前回、デビュー時の着こなしとどう違うのかもご紹介します。

同じピンクのワンピース。初回は綺麗めコーデに仕上げて

2021年5月27日、スコットランド訪問。ホリールード宮殿にて。 ワンピース/Me+Em ベルト/ボーデン 靴/エミー・ロンドン 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

2年前は、スコットランドのホリールード宮殿にて。闘病をしていた少女との初対面を果たすということで、“プリンセスらしいピンクのワンピース”がテーマでした。そのため、ワンピースのウエストには、別のスエードベルトで華やかなアクセントをつけ、靴も同様にスエードのピンクと、全身ピンクのワントーンコーデをされていたんです。

綺麗めで、かつプリンセスらしいスタイルと言えるのがこちら。先週の着こなしと似ているけれど、ニュアンスが大きく違いますね。

次ページ▶︎ キャサリン妃のもうひとつのピンクコーデはハンサムスタイル

【写真】英国王室チャールズ国王の戴冠式レポート。「アレキサンダー・マックイーンを着こなす8歳」とキャサリン妃に感服!
▼右にスワイプしてください▼