人生を励ましてくれる、エリザベス女王の言葉
「あなたの生活がとても退屈で単調に見えるときでも、あなたのしていることはいつでも今後の人たちにとっては価値が高く大切なことなのです」
思わずハッとしたのは、同じことの繰り返しのように思える毎日でも、誰かにとっては意味があることかもしれない、と気づかせてくれるこのメッセージ。「自分だけの視点ではなく、たえず後世の人たちの視点に立つべきと言っている。自分の存在が消えた後の人たちの判断に耐えうる自分とは。また女王から新たな課題をいただいた」と多賀さんが言葉を添えるように、退屈な日々もなげやりにならずに過ごす。その大切さを教えてくれている気がします。
「良い思い出とは、幸せの二度目のチャンスです」
外出もままならず、人にも思うように会えなかったこのコロナ禍の3年間は、「良い思い出」を作ることが叶わなかった期間といえるかもしれません。「たとえ過ぎ去った昔のことでも、楽しかったことは、思い出せばまた笑みが浮かび、喜びがよみがえる。女王は、楽しかった思い出をたくさん胸に秘めておられたのだろう」(多賀さん)。私たちもこれから、辛かった記憶を楽しい思い出で塗り替えていこう。そんなことを思えるエリザベス女王の言葉です。
覚悟、ユーモア、信念……エリザベス女王の名言集
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写真=『英国女王が伝授する70歳からの品格』(KADOKAWA)より
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