【日焼け止めの基礎知識】「肌老化の8割は日焼けが原因」ってホント...?意外と知らない「日焼け」の知識と「日焼け止めの正しい塗り方」を解説!
日焼け止め選びの新基準、SPF、PAに加わった「UV耐水性表示」って何ですか?
以前は夏直前に準備するアイテムだった日焼け止めですが、紫外線の害が浸透するにつれ、通年使うスキンケアアイテムとなってきました。
選ぶ基準として目安となるのが肌の防御効果のレベルを示したSPF・PA表示。
SPFはUV-Bに対する防止効果の度合い、PAは+の数でUV-Aに対する防止効果を表します。そして昨年2022年12月に追加で運用開始されたのが「UV耐水性表示」。
従来ウォータープルーフタイプの日焼け止めを購入する際に消費者が頼りにしていたのは「汗、水に強い!」といった商品に記載された文字のみでした。正式な基準がなかったため、ウォータープルーフタイプの日焼け止めの共通の基準「UV耐水性表示」が設けられ、日焼け止め効果が水浴(プール、海水浴、マリンスポーツなど)で落ちにくいかどうか、の目安となります。
どんな表示になるの?
「UV耐水性★★」 または「UV耐水性★」 または「表示なし」 のいずれかの表示です。
★★だから水に入っても全く日焼けしないという意味ではなく、表示がないからといって、全く耐水性がないということでもありません。
この表示はあくまで自主基準。2022年12月からすでに運用開始され、2年間の猶予期間が設けられており、まだ対応していない製品も多い状況です。
ちゃんとできてる? 日焼け止めの「正しい塗り方」
拡大した皮膚の図を思い出してください。皮膚の表面は凸凹していますよね。ただスッと塗るだけだと溝に日焼け止めが入り込まず、「すき間焼け」してしまうので、人差し指、中指、薬指の3本でくるくると摩擦しないよう優しく回転させるように塗るのがおすすめ。
小鼻や目の周りなど細かい部分は薬指1本でクルクル。体の広範囲に塗るときは手のひら全体でしっかり塗ってください。どう塗るかよりも、とにかく隙間なく塗ることが大事です。
耳や首の後ろも忘れずに。
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