ファッションエディターの発田美穂さんが、大人世代におすすめしたいアイテムやコーディネート術、テクニックをご紹介します。
ちょっと、だいぶ、連載をサボってしまっておりました。あんなに心を入れ替えたはずだったのに……。なんなんですかね、“続けること”の難しさと同時に、続けられないことに対する言い訳だけはいくらでも思いつく、あの感じ。連載は特殊な例ですけど、たとえばジム通いとか、ダイエットとか、子供の頃の公文とか。もちろんその内容やクオリティも大切なんですが、それ以上に重要で難しいのは続けることなんですよね〜。
しかも、一度ルーティンを破って続けなくなってしまったら最後、途端に全てを諦めたくなってしまうのはなぜなんだろう……。ゼロ100、的な。もうどうせ1回サボっちゃったんだから、もう何回サボってもおんなじっしょ? てか、もう、やめちゃう? みたいな。
皆さんからしたら、何の話を聞かされているのか? という感じですね。すみません。100%言い訳です。私を担当してくださっている編集部の幸山さんが、毎週必ず、「どうですか?」「今週こそは?」「日焼けのネタなんていかがですか?」と声をかけ続けてくれて、“ほしこま”連載をなんとか続けられております。
さて、気を取り直して(どこまでも勝手だな、おい)、今週はスカートのシルエットについて、です。自他ともに認めるロングフレアスカート好きだった私なんですが、このところ、ふんわりシルエットを着る機会が激減しています。なんでだろ。
これだけ暑いと、当然Tシャツやノースリーブとのワンツーコーデになってきます。となると、重ね着で体型カバーすることができないから、私の場合は気になる腰回りや下半身を隠すべくフレアスカートを選ぶ、というのが今までの流れ。
ところが最近は、下半身のあれこれをふんわりと隠すよりも、Iラインシルエットでシュッとさせたい気持ちが強いわけです。もちろん体型はまったく変わっていません。むしろ加齢により、体型はさらに崩れてきている。それでも体型カバーよりも、シュッと見え。お腹ぽっこりしてても、シュッと見え。
この日も!
シャツ/ポロラルフローレン タンクトップ/ユニクロ スカート/イウエンマトフ バッグ/ザロウ サンダル/ATPアトリエ
この日も! やっぱりIラインシルエットのスカートを選んでいます。
なぜ? なぜなのだ? どうも私、細かいことよりも全体のシルエットを最重要視する、という方針が固まったみたいなんです。なんでですかね? 年齢を重ねて図々しくなったことのうちのひとつ? 細かいことはどーでもええから、とにかくなんとなく全身がシュッとしている(風な)私でいさせて! ってこと?
あとは少し、糖度を抑えめにしたい気持ちもあるのかもしれません。夏だから。(理由づけが雑!) でも確かに毎年、冬よりも夏のほうが少し辛口にしたい気持ちになるかも。この気分、しばらく続きそうなので、またご報告します。そして何よりも、連載を連載(©️佐藤佳菜子ちゃん)していこうと思います!
ファッションエディター発田美穂さんの「私服コーデ」をまとめてチェック!
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