ファッションエディターの発田美穂さんが、大人世代におすすめしたいアイテムやコーディネート術、テクニックをご紹介します。
先日の台風&大雨予報だった日、朝から撮影(スタジオ撮影だったので救われました。外ロケじゃなくてよかった!)、撮影後は展示会まわりという、よりによってなかなかにハードなスケジュールでした。
並大抵の雨ではない、ということはわかっていましたので、靴はレインブーツ一択です。そうなるとソックスを履きたい、さらにパンツの裾が濡れるのが嫌なのでスカート、しかもマキシ丈ではないもの。
実はいつもの雨の日には、上記と同じ条件により、活躍しているスカートがあるのです。ショートブーツタイプの長靴を履いて、ソックスを履いて、それでもほんの少しだけ素足が見える、膝下丈でタイトシルエットのスカート。通常の日なら、いつも通り迷わずそのスカートを選んだと思うのですが、この日は撮影後に展示会まわりという予定。展示会ってなんとなくお祭りっていうか、色々な人に会える華やかな場でもあるので、ちょっと楽しいおしゃれをしている感じが欲しくて。
で、選んだのがこの、浮かれまくったスカートです!
ひと目惚れした、サードマガジンで取り扱っている「mii」というブランドのものです。その名もパーティプリントタックスカート。人々が輪になって楽しげに踊っている、そりゃあもう、浮かれたプリントとなっております。
展示会で会う友人たちにも「いいね、いいね。今日も浮かれてるね」と言われましたし、暴風雨で髪の毛までボッサボサのビッシャビシャになりましたけれども、このスカートのおかげでご機嫌でいられました。
雨の日のコーデ、やっぱり基本は黒が便利。まず泥はねを気にしたくないですから、白やベージュなどの淡い色は真っ先にやめます。そして、例えばカーキやグレーなど、水濡れによる色の変化が目立ってしまう色もできれば避けたい。ただでさえ雨で、いろんなことに気を取られて疲れるっていうのに、さらに洋服のことを気にしたくないわけです。
ということで、インナーは黒ベースの浮かれスカートに、黒Tシャツという安心カラーリングを選びました。でも全身真っ黒だと、それはそれでちょっと気分が上がらないので、レインコートはベージュをチョイス。レインコートとして売っていたものではないのですが、シャカシャカ素材で、拭けば簡単に汚れが落ちるのでこちらもノーストレス。
いよいよ東京も梅雨入りしそうですね。このコーデで、雨の日こそ浮かれながら、憂鬱なお天気を乗り越えていきたいと思います。
ファッションエディター発田美穂さんの「私服コーデ」をまとめてチェック!
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