こんにちは。ライターの小澤サチエです。2022年12月、ふらりと行った婦人科で「子宮頸がん」であることがわかりました。

子宮頸がんは30代後半〜40代での発症が非常に多いと言われています。迷いもありましたが、私の体験記を残そうと思います。

がんになった私が子宮と卵巣を全摘して思うこと。半年経った今、体に起こった変化とは?_img0
 

抗がん剤治療と放射線治療を終え、退院から約3ヶ月が経過しました。体力も戻ってきて、今はすっかり普通の生活を送っています。

治療後の経過も比較的順調で、最初の2回は1ヶ月ごとに定期検診に行かなくてはなりませんでしたが、次回は3ヶ月後になりました。

日常の生活に戻った今、これまでを振り返って、私が感じることを書きたいと思います。

前回記事
「がんになったら、お金はどのくらいかかる?」「保険は入るべき?」がん治療のお金に関するリアルとは>>

 


子宮全摘から半年経った今、思うこと


1月に広汎子宮全摘術という手術をして、子宮や卵巣の摘出をしました。気づけば早くも手術から半年が経過しています。

手術をする前は、子宮や卵巣を取らなくてはいけないことが本当にショックでした。

生理とのお別れが想定外に早く訪れたこともショックだったし、子どもを産む・産まないに関わらず、まるで女性の象徴を奪われてしまうかのようで、とても怖かったです(そんなはずはないのですが、その時は悲観的だったので、そう思わずにいられなかったのです)。

今になって思うのは、「あんなに怖がっていたのは何だったんだろう?」ということ。当たり前のことですが、私は私のままだし、性別が変わるわけでも何でもありません。
 

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がん治療を終えて3ヶ月経った今…体に起こった変化とは?
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