男性の育児休業の取得率は、経団連のアンケート調査によると2022年に47.5%と前年から18.2%も上昇。男性の育児参加のための環境整備も徐々に整い始め、2022年10月からは「産後パパ育休(出生時育児休業)」が創設、1歳までの「育児休業の分割取得」もできるようになりました。でも、本当のところパパの育休ってどんな感じ? 育休が終わったらパパは通常運転でいいの? ということは、なかなか想像がしづらいかもしれません。

そこで登場するのが1冊のコミックエッセイ『パパが育休とってみたら妻子への愛が深まった話』です。著者のパパ頭(ぱぱあたま)さんは、長男と次男が生まれた時に、2回の育休を取得。高校教師をしながら育休&育児漫画を執筆してTwitterに投稿すると、子育て世代から大きな反響を呼びました。

「妻不在のワンオペ育児がここまで過酷だったとは!」自分の慢心に気づいた【パパ頭さん】が実践したこととは?_img0
 

パパ頭さんが2回の育休を取得してわかったこと、そして育休が終わった後の育児、さらに妻とどう向き合っているのか――。今回は特別にインタビューでお聞きします!

「妻不在のワンオペ育児がここまで過酷だったとは!」自分の慢心に気づいた【パパ頭さん】が実践したこととは?_img1
 

パパ頭(ぱぱあたま)さん
二児の父。公務員。男性として育休を取得した経験を漫画にしてTwitterに投稿したところ、その漫画が話題になり人気を得る。【Twitter】【ブログ

 

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