10秒でできる資産運用シミュレーションで驚きの結果が!
例えば、「投資は危ない」と思っている人のマインドを変えることから考えてみましょう。
氷河期真っ只中に社会人になったミドル世代でも、バブルの時代のことは見聞きして知っています。当時は何の知識がなくても、給与も不動産価格も株価も右肩上がり。何もしなくてもどんどんお金が増えていった時代です(一度は体験してみたかった!)。
「バブル経済の崩壊で財産を無くしたり、大損した人は金融知識がなかった人。もし金融知識を持っていたら、(バブル崩壊が始まり)最初に大暴落した時に売って、損失は小さく済んでいた可能性もある。知識がない人ほど、当時の大損した人たちのイメージがあって『投資=危ない』というんです」(市川さん)
バブル経済崩壊後、不動産や投資で失敗した人の話は山のようにあふれていて、慎重になる気持ちはよくわかります。
しかし、市川さん曰く、「10年単位で運用していれば、株式型のインデックスファンドの運用実績を調べると、ほぼマイナスにはならない。短期売買だと目先の資産の目減りなどはあり得ますが、長期運用ならそれほど心配はない」とのこと。
「リーマンショックやコロナ禍など下落するタイミングはあります。だいたい損をしているのは、その下落したタイミングで解約するなど、長期ではなく途中で辞めてしまった人たち。スクールの講義の中でも資産運用のシミュレーションをするのですが、長期運用だと、全世界株式ファンドや米株ファンドの場合、概ね10%程度の運用成果は得られています。皆さんも資産運用シミュレーションをしてみてください。少し投資に対するマインドが変わると思います」(市川さん)
これが30年などもっと長期になると、途中からグッと増えていくんだとか。
金融庁では、数字を入力するだけで資産運用をシミュレーションできるサイトを用意しています。1万円を運用率10%で30年続けると……!?
なんと驚きの結果! 22,604,879円!! 桁が変わった!
もっと欲を出して、月3万円では……?
さらに欲を出して、毎月5万円でどうだ!?
ついに億超え!!
あと30年、頑張って生きなきゃ!!
ぜひご自身の目でいろんなパターンを確かめてみてください。
と、投資へのマインドが変わって、仮に自分で始めたとしても、子どもに話せるほどになるとは到底思えないのですが……。
「まずは、家でお金のできるようになること。お金の話なら何でもいいと思います。経済の話、政治的なことでも何でもOK。例えば『新しい制度どう思う?』とか『仕事するってどういうこと?』とか。生活できるのはすべてお金があるから。毎月お小遣いをもらえることが当たり前と思わせないコミュニケーションも大切です。小さい時からお金の話をしていると、世の中の経済の仕組みも自然とわかってきます」(市川さん)
親子で始める「毎月1万円で30年後に2000万円」への道
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