「推し活のためじゃなかったらこんなに働いていない」


一触即発……ならぬ、口火を最悪の方法で切ってしまった麻紀さん。それに対して誠也さんは終始冷静で、さらに「グッズ部屋」であったロフトに入り、推し活コレクションをざっとチェック。年間100万円以上を使っていることを悟り、推し活をセーブするように諭したと言います。

「夫が正しいのは分かっているけれど、私は推し活を楽しく末永くやるためにキツイ仕事を頑張っているのも本当で。周囲のママさんたちは『子どもが小さいうちはパートでいいわ』と言っていたときも、フルタイムで一生懸命働いてきました。家計に入れているお金も、年間250万は超えていますし、確かに推し活に150万円ほど使っているのは面白くないだろうと思うものの、できないならばこんなに働かないし、入れる生活費も100万円くらいにするだろうと思います。

生来、仕事にやりがいを見出すタイプじゃないし、人並み以上に働いて、家事も頑張ったのは、推し活ありきなんですよ……」

取材の最初に麻紀さんが言っていた、「推し活費は心を温める光熱費であり、心身を潤す医療費」と言った言葉を思い出します。なるほど、こちらに何もしてくれないアイドルにお金と時間を割くよりご自身とご家族に……とつっこみそうになりましたが、麻紀さんは本当に推し活から生きるエネルギーを貰っているのです。

 

一方で、やはり夫の誠也さんの気持ちも理解できます。「ほかの男に150万円かけるならば家庭に投資しろ」と言いたくなるもの。

 

ピリピリした状況のなか、麻紀さんの「推し」が病気になってしまい、スケジュールに穴が開いたと報道がありました。麻紀さんは、そこで迷いなく、もっともマージンが高く、彼の懐が潤うといわれているブロマイド写真を大量に、15万円分ほど購入したというのです。

「これで彼に5万円くらい入るはず。入院先に果物バスケットを送るような気持ちですよ。これで美味しいモノを食べて、滋養をつけてねって。ファンはみんなそんな感じです」

……まさに火に油。果たして誠也さんの反応はどのようなものだったのでしょうか?