Moneyさんが語る、MAZZELメンバーの「ダンスの個性」
Q.MAZZELのメンバーは、ダンサーに子役、韓国芸能事務所の練習生、高校球児と、それぞれが大きく異なるフィールドで活動していました。特にこれまでダンサーとして活動してきたRAN、SEITO、TAKUTO、RYUKIのダンスについて、個性の違いをどう感じますか?
Masahiro Kaneko(以下、Money):RANとSEITO、TAKUTO、RYUKIは、これまで歩んできた背景がそれぞれ違うため、「ダンサー出身」と一括りにするのがもったいないくらい個性にあふれています。RANは持ち前のポップダンスのスキルはさることながら、グループでパフォーマンスする際は、そのスキルを活かした爆発力を持っているのがとても魅力的です。ポージングひとつとっても美しくカッコいいので、グループの世界観に華を添える存在だと思います。
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一枚目から、RAN、SEITO、TAKUTO、RYUKI
一方、SEITOは“ブレイキン(身体のあらゆる部位を使って回ったり跳ねたりするブレイクダンスのこと)”を踊れる強みがあります。ソロでパフォーマンスすると、一目で観客を魅了できるスキルがあるので、とても素晴らしい強みですね。
TAKUTOはバックダンサーとしての経歴があるので、グループで行うダンスの見栄えをそろえたり、修正したりすることにも、とても長けています。それ故にメンバーからの信頼感も高いと思いますし、持ち前の優しさも作用してMAZZELとしてのパフォーマンス底上げのキーパーソンになっていると思います。
RYUKIは、ダンス自体の楽しさを心から感じて表現できるタイプなので、パフォーマンスの幅がとても広いです。身体の使い方もとても上手く、高いパフォーマンススキルを持っている点が強みです。
Q.実姉の影響でK-POPのガールズダンスが得意なHAYATOと、K-POPが好きなNAOYA。K-POPの背景を持つ2人のダンスの魅力は、いかがですか?
Money:2人のダンスを見ていて身体のライン一つ一つにセンスを感じるのは、K-POPの背景があるからだと感じます。そういった背景があるからか、表情管理に関してもパフォーマンス中の2人の意識が高いなと思います。NAOYAは美しさの中に“狂気”を混在させる事ができるし、HAYATOは力強さの中に“しなかやな心持ち”を表現できる。2人ともとても素敵なパフォーマンスをしていると思いますね。
Q.KAIRYUとEIKIのダンスの成長は、どのように感じていますか?
Money:KAIRYU、EIKIともに、ステージに立つ経験が直にパフォーマンススキルの向上につながっているなと、毎回のパフォーマンスを見ていて感じます。僕自身、彼らにレッスンを行っている中で、日に日に振り付けの理解度が上がっているのを感じているんですよ。なので、2人はとても素晴らしい感覚を持っているメンバーだなと思っています。ダンスの経験値に関係なく、彼らのスキルおよびダンスパフォーマンス全体が爆発する瞬間がこれからもあると思うので、そういう瞬間を今後もたくさん見れるといいなと待ち侘びています。
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