これから「海外移住」や「親子留学」を考えているなら...【大誤算】を防ぐために知っておきたいこと

「プランB」を考えなかったばかりに直面している「想像以上に家賃が高すぎる問題」

私が「プランB」を考えておかなかったばかりに後悔しているのは、移住場所をカナダのバンクーバーしか検討していなかったことです。こちらは2023年10月分のレポートとして発表されたものですが、バンクーバーはカナダの中でいちばん家賃が高い場所です（6位以下はこちらから見られます）。

１ベッドルームでさえ、なんと2976カナダドル！　11月2日現在１カナダドルは109円なので32万円超え！　１ベッドルームですよ？！　家族で住もうと思ったら狭すぎる部屋でさえこの値段。

単に、カナダの中では日本から近く、よく耳にしたこともある街だという理由で、バンクーバーしか考えていなかったことを後悔しました。

「たった１年で家賃が爆上がり」したのはさらに想定外！

こちらは家賃の推移のグラフです。バンクーバー地域だけでなく、カナダ全土の金額なので、先程のものよりは数字が落ち着いていますが、金額の推移の参考として見てください。

コロナ禍ではおそらく新しく住居を求める人が少なかったため家賃が下がっていますが、それ以降は上昇の一途をたどっています。この１、２年だけで数万円も値上がり……。ここまで上昇するとは、カナダに部屋探しをしていた数年前には考えてもいませんでした。

こんなふうに何が起こるかわからない海外移住や海外留学。常に情報を収集し、ひとつの選択肢だけに絞らないことが正攻法です。
 

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