東京並みに家賃が高い、カナダ・バンクーバーの「家賃を下げる方法」【海外移住の現実】

バンクーバー（郊外含む）の２BEDで、家賃を確実に下げるには……

我が家のように子供が中学生などもう大きい場合など、いくら２人で住むのだったとしても、1BEDではなく２BEDが必要なこともあると思います。前ページでは、2 BEDでも立地や築年数次第で、家賃を下げることはできると書きました。

上記以外に確実に、バンクーバー（郊外含む）で家賃を下げる方法としてあるのが、「ベースメント」に住むことです。

カナダの一軒家には大抵、ベースメントと呼ばれる（半地下）があります。ベースメントを子供部屋にしたり、家族の共有スペースにしている人もいますが、ベースメントにもキッチンやバスルームなどの水回りも完備していることも多く、賃貸として貸し出している人も多いんです。ベースメント専用の入口があることも多いため、オーナーさんの一軒家のベースメントに住んでいたとしても、プライベート空間は守られます。また、ベースメントは、ホームステイやシェアハウスで使用されることもあるでしょう。

ベースメントは半地下にあるので、大抵は写真のような小さい窓があるだけ。そのため、部屋にもよりますが、薄暗いことが多いんです。上に住んでいる住人の足音が気になることもあるかもしれません。夏は涼しいですが、冬は寒いそう。

だけれど、大きなメリットは、相場よりも家賃が安いこと。
半地下ゆえのデメリットはありますが、それを許容できるなら、ひとつの選択肢になります。

ただし、私のように自宅で日中も仕事をしているなど、家で過ごす時間が長い場合は、日差しが差し込まない半地下で本当に良いのか、熟考する必要はありますよね。物件によっては、想像よりも明るくクリーンなところも多いので、「これならいける」と思うなら、良い選択になるでしょう。

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