「電話をとるのが怖い」「眠れない...」怒鳴る顧客に涙が。癖アリな顧客対応を任された40歳女性、仕事で気持ちが折れたらどうする？

「お客さまは神様」なんて言葉もありますが、徐々に死語になっているのかもしれません。

そもそも、何事も程度問題ですよね。「カスハラ」に該当するかはさておき、ヨウコさんが置かれている状況が普通じゃないのは、客観的に明らかだと思います。

「できない・おかしい」と言う勇気

「涙が出てくる」「電話をとるのが怖い」「眠れない」

ヨウコさんのメンタルが本当に心配です。そのお客さんとの仕事にやりがいを見いだせるのであれば歯を食いしばって頑張るのもありかもしれませんが、その前にメンタルダウンして心身を壊してしまったらヨウコさんの人生に影響します。

やはりここは、上司の方と一度しっかり相談した方がいいのではないでしょうか。

上司の発言や同僚の方々の反応を見ても、そのお客さんに問題があることは周知の事実のはず。ヨウコさんが「あそこの担当はできない」と言っても、「ヨウコさんは仕事ができない」という評価には直結しないのではないかと思います。

会社からすれば、問題があったとしても取引のボリュームから関係を切れないのかもしれません。でも、そのせいで従業員が心身を病む・退職する可能性もあるのであれば、組織として「取引をするメリット・デメリット」を比較検討する必要があります。

ヨウコさんに余裕があればですが、そのお客さんから得られるメリットとデメリットについての意見、他のお客さんとのコストパフォーマンス比較なんかも上司と話すことができれば、むしろ建設的なのではないかと思います。

せっかく一念発起してキャリアを見直したのに、“問題のある一社”のせいでヨウコさんの人生がつまずいてしまうなんて理不尽だと思います。頑張り過ぎず、無理し過ぎず、ご自身を大切にしてくださいね。

【漫画で解説】「これって“カスハラ”？」転職したての40歳がぶつかった壁、やり抜く？ギブアップする？
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