職場の雰囲気づくりは、年長者の責任?
一方で、この件においてレイコさんに落ち度はなかったとしても、考えてみてほしいことがあります。
それは、「職場の雰囲気づくりは、メンバー全員の責任」ということ。もっと言えば、「発言力のある年長者には雰囲気を変える力がある」。つまり、後輩たちからすれば、より影響力のある上司とレイコさんが揉めているのは、とても困った事態で、居心地が悪いということです。
「どちらが正しい・間違っている」でいつまでも無言の小競り合いしていても、もはや仕方がありません。上司側にレイコさんと正面から向き合って決着をつける気がなさそうであれば、この問題をどうするかはレイコさんにゆだねられているようなもの。
「最近ちょっとやりにくいので、改めてお話させてもらえませんか?」と真正面から切り込むか、レイコさん側が譲歩して上司に合わせてあげるか。
一つアドバイスがあるとすれは、プライドが高く執念深いタイプの人は、その人のことをあえて避けたり遠回しに批判したりするような行為には「絶対に」気づいています。直接向き合うことを避けても、事態は悪化するだけだと思います。
「なんで私から歩み寄ってあげなきゃいけないの?」と思うかもしれませんが、ここはぐっとこらえて。職場の治安回復のために、ここで一番オトナな私が一肌脱いであげる。そんな気持ちで頑張ってください!
【漫画で解説】尊敬できるシゴデキ上司だったのに...?その本性が厄介すぎる
▼右にスワイプしてください▼
皆さんのモヤモヤ話を教えてください!
職場や家庭で、イラっとしたけど言えなかった、違和感を感じたけど言葉にできなかった、モヤモヤしているのは私だけ? と思った経験がありましたら教えてください。エピソードを掲載させて頂く際はミモレの会員ニックネームではなく、仮名でご紹介します。皆さまからのエピソード投稿をお待ちしております。
〔ミモレ編集室〕は、ミモレのオフィシャルコミュニティです。「好きを伝え、つなぎ、つながる」をキャッチフレーズに、〔ミモレ編集室〕メンバーの一人一人がこれまでに培ってきた美意識や好きなこと、最近気になっていることなどを自由にシェアし、繋がる場です。
作画/Sumi
構成/山本理沙
前回記事「「都会のセレブ友だちみたいに、趣味に大金を使えない...」堅実に生きる地方在住会社員(45歳)の本音」はこちら>>
- 1
- 2
Comment