結婚して40代になって、今の自分に似合う服探しをしたい


室井 買い物をする場所は決まっていますか?

小林 銀座か表参道をちょっとプラプラするくらい。ふらっと気になったお店に入ってみるのですが、身長が高くないからか試着してみるとモデルさんのようには着こなせなくてへんちくりん、みたいな(笑)。

室井 あります、あります(笑)。

小林 室井さんは私と同じような身長で、ミモレを見てとても素敵だったので、ぜひスタイリングをお願いしたいと思ったんです。

室井 ありがとうございます。

小林 スタイルもよく見せたいし、今の自分の年齢に似合うものが知りたいです。

室井 ファッションについて、立ち止まるときってありますよね。

小林 あるあるですか?

室井 あるあるです。髪型によって似合うものが変わってきたりもしますし、35歳や40歳の節目の年はそういうことを感じやすいと思います。読者の方から「去年までの服が似合わなくなった」というお悩みを聞くこともありますよ。私自身がそう感じたときは、思い切って新しいものにチャレンジしています。

初対面の二人とは思えない、和気あいあいとした雰囲気。

小林 私の場合、新たな挑戦の仕方がわからなくて。

室井 マネージャーさんやご家族、お友達に「どういうのが似合うと思う?」と聞いてみるのもいいと思います。私もプレスルームなどでおすすめされた洋服を、普段はあまりこういう色は着ないんだけど……なんて思いながら着てみると周りの反応が違ったりすることもあるので、食わず嫌いはよくないな、って(笑)。

小林 年齢を重ねて、日によって自分が求めているモードが違うこともあります。ルネさんやフォクシーさんを着たいモード、カジュアルにしたいモード、大人っぽく決めたいけど服がないモード、とか(笑)。前はオンとオフだけだったような気がするのですが。

室井 結婚して妻、という役割が増えたからかもしれないですね。

小林 なるほど! TPOは大事ですもんね。甥姪の幼稚園の送迎などでママさんたちとお話しするときは、自然とそういうモードの服だったかもしれないです。とはいえ、カジュアルな服がなくて困ったんですけど(笑)。