《5》迷ったら「この食べ物は本当にいまの私に必要?」と問いかける
「余計な物を食べない」のがダイエットの基本ですが、「○○しない」だと食べたくなってしまいます。そこで食欲にすぐに反応しないで、ひと息入れて「この食べ物は本当にいまの私に必要?」と問いかけるクセをつけます。

何のために食べるのか。どんな栄養になるのか。食べる目的をつねに意識し、心から必要だと思えるものを大切に食べてください。

そうするうちに「先輩の地方出張のお土産が回ってきたから」とか「みんなが食べているから」といった理由で無意識に食べることがなくなるはずです。

 

《6》間食と夜9時以降の飲食はポイントを押さえて選ぶ
太りやすいので、間食や夜9時以降の飲食は控えたいところ。その際、「○○しない」と厳しいルールを決めるのではなく、小腹が空いたり、夕飯が遅くなったりしたときを想定してあらかじめ対策を立てておく方が有効です。

小腹が空いたら、不足しやすいたんぱく質、ビタミン、ミネラルの補給になるものを優先して摂ります。ヨーグルト(おすすめは豆乳のヨーグルト)、素焼きのミックスナッツ、無添加のおしゃぶり昆布、納豆などです。

夕飯が遅くなったら、消化が良くて胃腸に優しい食べ物を腹六分目で。具だくさんの味噌汁やスープ、お鍋などがおすすめです。

 

《7》自分が食べている量を把握する
無意識に食べていると満腹感に対して鈍感になり、食べすぎる傾向があります。自分がどのくらい食べているかを把握します。

食べているものを記録する「食事日記」をつけると、何をどれくらい食べたかを意識するきっかけになります。ずっと続けるのは大変ですが、1〜2週間だけでもトライすると、食べている量を把握する習慣づけになります。

とくにブッフェだと1回ずつお皿が空になるので、トータルでどのくらい食べているかがわかりにくくなります。一度、前菜からデザートまで最初から目の前にすべて並べてみると、おかわりに行かなくてもかなりボリュームがあることを視覚的に自覚できます。