この春夏、最もヘビロテしたのは、アライアのミルク色のバッグでした

スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。

春の初めに買った、アライアのレザーカットのトートバッグ。黒のエナメルも持っていて、もう５年使っています。ロゴもなく、シンプルなデザインなので、どんなコーディネートにも似合います。特に、リラックスしたシルエットのワンピースなども、withかごバッグだとほっこりしてしまうけれど、このレザーのバッグならシティ対応に。

洗えて楽で、シワにならなくて――そんな服を着ることが多かった今年の春夏だからこそ、レザーの存在感が必要だったのかもしれません。思い返すと、カゴはほとんど持たなかったな。自宅ご飯がほとんどだったから、今までよりも頻繁に、仕事帰りにスーパーで買い物をすることが多かったから、「肩から掛けられる」がバッグのセレクト理由で大事だったのかもしれませんね。かごって可愛いけれど、結構かさばるし、持ちづらい（笑）。

アライアのバッグ、上質なレザーを使い、繊細なレザーカットを施しているので、高い、びっくりするほど高い（笑）。既にかなり使っている黒のトートの、使用頻度、そして使用年数を考えると、決して「高すぎる買い物」ではなかったと思っています。仕事柄、荷物が多いのもあるし♡

今では、このフォルム、色、素材が欲しくて。中に入れるものはあまりないのに、持ち歩いています（笑）。

春夏、と書きましたが、冬は同じミルクティ色のコートと合わせても良いし、少し褪せたようなブルーとも合う。そして、レザーカットで軽やかだから、そうか、秋冬もきっとヘビロテしますね。
 

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