約10年前に夫に浮気をされたものの“不貞行為の証拠”など決定的なものがないこともあり、離婚という決断ができなかったアラフォー女性・十五子(といこ)さん(仮名)。夫の浮気に加えて、モラハラや義母の悪態に我慢できなくなりついに「離婚したい」という意思を伝えたそう。果たして夫の返答とは?!またも波乱の展開です!「私、どうすれば離婚できますか?」略して「わたリコ」連載の第3回目ご覧ください。

 

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夫に「離婚したい」と伝えたら「そんなのあなたのワガママ。我慢すればいいだけでしょ」と言われた

 

「夫の浮気が発覚して最初の数年は、私自身、小さな子供を連れて離婚するという決断ができなくて、やり直そうかどうしようか悩んでいました。でも、浮気問題だけじゃなく、夫のモラハラや義母の嫌味にもううんざりして、あるとき夫に『もう別れよう』と伝えました。

すると、夫から返ってきたのは……
『離婚したいなんてあなたのただのワガママ。子供には両親が揃っている方がいいんだから、あなたが我慢すればいいだけでしょ』という言葉でした。

夫は、自分が浮気したことはただの出来心だと軽々しく思っているし、自分がモラハラをしているつもりもないようで……。自分が離婚されるほど悪いことをしていないのに、離婚したいだなんて、私が勝手にワガママを言っていると捉えているようでした」
 

「もし離婚するなら、子供には一生会わない」と脅された


「そして、『もし離婚するなら子供には二度と会わないようにする』という訳のわからないことまで言われました。
私自身は、離婚してもそれぞれが子供の父親、母親としての役割はきちんと果たすのが当然と思っているので、もし私が子供の親権を得られたとしても、父親には定期的にちゃんと会ってほしいし、子供が会いたいと思ったらいつでも会える環境を作りたいと思っています。
なのに、子供にはもう合わないって、子供に対してもすごく失礼だと思いました。でも、夫なら本当にそうしかねないので、子供が父親に会えない状況にはしたくないと逆に私の方が離婚を押し通すことができなくなってしまいました」

それで十五子(といこ)さんが離婚したいという気持ちを抑え込まれてしまったんですね。まさにモラハラ的態度ですね。
 

「離婚できるならやってみろ!」「勝手に子供を連れて出ていったらどうなるか覚えとけ」と脅されたことも

 

「それ以降も何度か、離婚したいという話をすることがあったのですが、その度に言いくるめられています。だれにも相談できなかった私も悪いのですが……。

私がもう子供と出ていく!と言ったこともあったのですが、『もし子供を勝手に連れて出ていったらどうなるか覚えとけ』と脅されたこともあります。離婚に対しては知識がなかったので、もし本当に子供を連れて勝手に出ていったら離婚するときに自分が不利になるのかなと悩んでしまって、これもまた引き下がってしまいました」
 

離婚について弁護士さんに相談できなかった2つの理由とは?
①絶対に離婚したいという意思が固まっていなかった


弁護士さんに相談しに行ったりはしなかったんですか?2人だけで解決できなさそうなら、弁護士さんなど第三者を挟むと話が進展しそうですが?

「行きたいという気持ちもあったのですが、行っていませんでした。
今振り返ると理由は2つあると思います。
ひとつ目は、私の中で、子供がいる身で離婚しても本当にいいのかとまだ迷いがあったこと。
もう離婚してやる!と思っても、いざ冷静になり、子供の将来を考えたときに、果たして離婚という選択をしてもいいのか。100%離婚したいという決意が固まっていなかったんだと思います。もし私にまだ子供がいなかったら絶対にすぐ離婚をしていたと思いますが、自分のこどだけではないので、ウジウジと悩んでしまっていました。吹っ切れている今では、無駄な時間を過ごしてしまったと後悔しています」

②ワンオペで仕事と子育てに追われ、時間的に余裕がなかった


2つ目の理由は、弁護士さんを探して、相談に行く余裕がなかったこと。
これは言い訳に取られても仕方がないと思うのですが、離婚に対して迷いがあったこともあり、今すぐ弁護士さんのところに行かなきゃという焦りがまだなかったんです。

それに、ワンオペで毎日時間に追われながら生活をしていて……。
今は子供が少し大きくなったのでだいぶラクになった部分もありますが、本当に離婚してもいいのか悩んでいた当時は、子供がまだ保育園に通っていたんです。
朝子供を保育園に送り、片道1時間30分の通勤(夫の都合で夫の会社の近くに引っ越しました)、夕方には保育園のお迎え、というハードな毎日で、肉体的にも精神的にも余裕がなく、弁護士さんを探すことを後回しにしてしまっていました
 

経済力がないから離婚できないのは避けたくて、ハードに働いた


「でも、仕事のペースを落とさなかったのには理由があります。
私は規模は小さいながら自営業をしているのですが、会社員と比べて私の立場は不安定でどうなるかわからない、と夫には常々言われていた
んです。
だから、いつか離婚となったとき、そんな考えの夫に、私には経済力がないから子供を任せられないと思われたくなかった。だからワンオペでも必死に働いてきました。

離婚をすることに迷いがありながらも、いつか本当に離婚するとなったときのために、自立していたかった。私の仕事がないから、私の収入が少ないから、というのを離婚できない理由にしたくなかった。だからがむしゃらでした。

夫を見返すためにも、子供を一人で安心して育てられるようになるためにも、『夫の収入を超えてやる!』という密かな野望(笑)が私のモチベーションでした」
 

夫が頑なに離婚を拒む理由は、世間体?

 

「モラハラ気味で、“男は外で仕事、女は家を守る”という古い考えの持ち主である夫ですから、やはり自分が離婚してバツイチになることに抵抗があるように感じています。
今どき離婚している夫婦なんてたくさんいますし、バツイチなんて珍しくもないのに。プライドも高いんですよね……」
 

子供には両親が揃っている方がいいと思い込む夫


「子供のために両親が揃っている方がいい、という考えは、私もわからなくはありません。当初は私も夫の意見に、やっぱりそうなのかなと思っていました。でも、それって両親が仲が良い場合のみ、ですよね!

今では、両親は揃っているが仮面夫婦の元で子供を育てるよりも、両親は離婚しているが父親、母親としての関係は良好で、別々に住んでいるがそれぞれの役割をちゃんと果たしていて、それぞれがちゃんと笑顔、の方が絶対にいいと気づけました。
それに、子供が大きくなってきたこともあって、今の仮面夫婦状態が“普通の夫婦関係”、“普通の家族関係”と子供に思わせてしまったらダメだと反省も……。

また、子供が巣立ったら絶対に離婚するとわかっている人と一緒にいるのが嫌。時間の無駄。今ではやっとこんな気持ちになれました。

夫の浮気事件があってから10年間、離婚を迷っていた時期もありますが、ここ数年はもう100%離婚したいという気持ちになっています。
なのに、私がワンオペ育児と仕事の両立で忙しいということを言い訳に、行動を起こせていなかったのが悪かった……。もう言い訳をして逃げません!やっと本気で行動を起こし始めています。

母親である私が笑顔じゃなかったら、子供のためにもよくない。
笑顔溢れる毎日を過ごせる状況にもっていけるように頑張っていきます!」

※内容は取材を元に作成していますが、一部編集して掲載しています。

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取材・構成/ミモレ編集部


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