もともと、「柄もの」を身にまとうことが少ないのですが、冬はニットや布帛など、素材がマットに重たくなるぶん、のっぺりしがち。そんなとき、コーディネートのスパイスとして重宝しているのが、レオパード柄のバッグ。

気がつけば、ここ1か月くらい、毎日のようにレオパード柄のバッグを持っています(笑)。たとえば、ニット×デニムの、いわゆるワン・ツーコーディネートも、レオパード柄のバッグを足すと、リズミカルに。

 

そうそう、しかも、私はベージュ系のワードローブが多いので、ベージュやブラウン、黒で構成されている、レオパード柄と相性が良いというのも大きいかもしれません。この日持っているバッグはこちら↓

 

こちらは「ジャンニキアリーニ」というイタリア・フィレンンツェのバッグブランドのもの。ベージュをベースに、黒だけで描かれたシンプルなレオパード柄、というのがお気に入り。ベージュと黒の割合も半々くらいで、柄としてのインパクトも強すぎません。この「ALIFA(アリファ)」は大きさが2種類あるのですが、心配性の私は、荷物が多いこともあり、大きい方のMをチョイス。スマホ、鍵、財布(私はミニ財布ですが、長財布もすっぽり入ります!)、ハンカチに小さなポーチなど、収納力もバグツン。この装飾を削ぎ落としたデザインも気に入っていて、次は、同じアリファの、ボアのSを狙っています。

 


おっと、話が逸れました……(汗)。さきのアリファは、仕事用のPCまでは入らないので、平日は、エコバッグと2個持ちしているのですが、1個にまとめたいときはこちらに。

 

本コーナーのこれまでのコーディネートでも、ちょこちょこと持っていましたが、こちらは「アヴァケーション」のもの。少し前のシーズンのものなので、同じレオパード柄は見つけられませんでしたが、この「TANK(タンク)」シリーズは、大草コンセプトディレクターはじめ、仕事関係の方でも愛用者が多いデザインです。

 

夏は肩にかけることもありますが、本来は、この大きな四角が身体の中心よりも下にあることで、重心が下がり、今っぽさを漂わせてくれるというバッグ(だと思っています)。こちらは、うすーいベージュをベースに、ブラウンのグラデーションでレオパード柄が描かれています。このうすーいベージュがベースになっていることで、身長の低い私が大きなバッグを持っても、家出少女(家出婦人?)のように見えない、軽やかさがあるところが私的ポイント。


レオパード柄って、変に迫力が出てしまいそうと、敬遠される方も多いかもしれませんが、先にも書かせていただいたように、ベージュや黒、ブラウンといったベーシックカラーで構成されているので、合わせる洋服を選ばない優秀な柄なのですよね。あとは、色味(濃いほどにマニッシュ)、密度(高いほどクール)、そして、レオパード柄を入れる分量を調整していけば、スパイスとして良い働きをしてくれるはず! 私は、バッグだけでなく、靴(私はバレエシューズタイプを)も愛用しています♡

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