はじめまして。フードジャーナリストの中田ぷうと申します。今年は新型コロナウイルスの影響で窮屈な日々が続いていますが、おうち時間のちょっとしたエッセンスになるような、そしてときには自分へのご褒美になるような“家に持ち帰って楽しめる食”を紹介していきたいと思います。今回は、持ち寄りおうち飲み会の手土産やひとり飲みのお供にもおすすめな見た目もおしゃれで味も本格的な瓶詰&缶詰をご紹介!海外旅行気分も一緒に味わっちゃいましょう。
スパークリングに合う、大ぶり&肉厚のオイルサーディン
デパートの地下食品売り場でひときわ目立つ、この缶詰。ポップだけれど、フランスらしい洗練された色使い。この美しい缶詰を手がけるのは、フランスの「ラ・ベル・イロワーズ」という魚の缶詰のブランド。フランス国内に約90店の店舗を構えている老舗です。
この缶詰、開けてみて驚くのはサーディンの大きさ。缶詰のオイルサーディンというと小粒なものが多いですが、こちらは大ぶり、そのうえ肉厚。でも食べてみるとふっくら。そして口あたりやわらか。しっかりと味付けがされているので、このまま食べても十分おいしいですが、現地ではカナッペにしたり、サラダやパスタ、サンドイッチの具材としても使われているそう。
私はふたを開けたらそのまま魚焼きグリルに入れ、仕上げに黒こしょうをガリガリ。白ワインと一緒に楽しんでいます。ちなみにどちらもスパークリングワインとの相性が良く、さらに「オイルサーディン グリーンペッパー風味」は赤ワインにも合います。
ドイツでいちばんの人気を誇る、「ドフラー」のフランクフルトソーセージ
“ソーセージ大国”ドイツには“ソーセージの老舗”がたくさんありますが「ドフラー」もその老舗の1つ。1902年創業で、100年以上の歴史を持ちます。缶を開けると中には水に浸ったフランクフルトソーセージが入っています。この“缶汁”にも旨味が染み込んでいますから、決して捨てないでください。
缶汁ごと鍋にあけ、火にかけて温めます。温まったら、ザワークラウトや粒マスタードを添えて赤ワインのお供に。ザワークラウトの代わりに、後から出てくる「マイユ」の「コルニッションピクルス」を合わせてもおいしいですよ。
「ドフラー」のソーセージは外の皮は音がするくらいパリッ!としているのですが、中は繊細な絹びき。このコントラストがおいしいんですね。また、皮のスモーキーな香りも赤ワインによく合うんです。私はいつも海外土産の通販サイト「JTBショッピング」や「三洋堂」で購入しています。
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