スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。

サンルイのグラスで飲む1杯の水。朝の瞑想代わりに――_img0

タイトル長いな。今日の内容は、このタイトルまんまです(笑)。朝、私が習慣にしていること。

 

以前も書きましたが、青木良文さんに「水の性である女性は、朝一杯の水が重要。お気に入りの、そしてきれいなグラスでぜひ」と言われてから、さまざまなグラスを試してみましたが。最近はもっぱらこれ。サンルイのグラス。サンルイは、1586年創業! のヨーロッパ最古のクリスタルメーカー。精緻で複雑、そして繊細なカッティングは、脈々と受け継がれた「職人技」にしか実現できないもの。しっとりと重く、けれど小さな私の手にもなじむ、「温かみのあるフォルム」は、今まで体験したことがない美しさです。実は、2021年に使い始めよう――と思っていた財布を探しに、エルメスに行ったときに見つけたグラスです。

青木さんに言われた言葉がずっと気になっていて、「朝一杯の水」のためのグラスを探したのですが、なかなか見つからない! ゴージャスすぎるのも違う、軽すぎるのももっと違う。その日1日のクオリティを決める上質さはありながら、キラキラと明るい印象が欲しい――と、欲張りな希望を満たしてくれたのが、この1つだったのです。高価なものなので、取り急ぎ1つ(笑)。私だけが使おうと。もちろんウィスキーやブランデーなど、夜の顔ももつクリスタルですが、あえてしばらくは朝に。朝起きて、常温に置いておいた水(しかも、半貴石がセットされたガラスのボトルに入れておいた)を、サンルイのグラスに入れて頂く。柔らかな水が喉を通り、自分の身体に入っていく、その過程は、自分にとっては短い瞑想のようで、続けようと思っている習慣です。
 

大草 直子

サンルイのグラスで飲む1杯の水。朝の瞑想代わりに――_img2
ふるさと納税の返礼で、福岡から美しい卵が!もちろん卵かけごはんに。途中揚げ玉とごま油で味変!
サンルイのグラスで飲む1杯の水。朝の瞑想代わりに――_img4
ふわりふわりと花びらが落ちる様も美しい。お気に入りのキャンドルは、ビュリーのもの。


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