【iDeCoはやるべき？】“老後貧乏”を回避する人生100年時代のマネープランとは

参考：100歳まで安泰なマネープランの仕組みを理解しよう
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加谷：100歳まで安泰なマネープランの要諦をごくシンプルに言うと、フローの部分では稼ぎ方を最大化し、支出はできるだけ抑えることで余剰を増やします。そうやって積み上がったストックを投資に回し、さらにストックを増やしていく。

「稼ぐ」「無駄遣いしないで貯める」「増やす」という3つを常に意識しながら、フローとストックのサイクルを同時並行的に、長期にわたって回し続けることが、100歳まで安泰な、さらにいえば唯一のマネープランです。

年金が先細りすることを踏まえて、政府も定年延長を言っていますし、できるだけ長く働けるキャリアプランは必要です。とはいえ、さすがに100歳近くなって働き続けないと生活が破綻するようでは困ります。ですから、フローがプラスになるようにするのはもちろんのこと、ストックを増やし続ける仕組みを整えないといけないわけです。

逆にいえば、このサイクルがきっちり回せていれば、100歳だろうが、150歳だろうが、いくら長生きしても大丈夫ですよ。

西園寺：100歳まで安泰なマネープランなんて、とてつもない秘策があるのかと思ったんですけが、意外とシンプルなんですね。

加谷：そうですよ。言われてみれば当たり前のことばかりでしょう。でも、当たり前のことを淡々と続けていくのは案外難しいんですよ。