「たぶん、がんではないと思うけど……」

ドゥイブス法の開発者である東海大学教授(放射線科専門医)の高原太郎先生。

今回は特別に、その場で私の診断画像を見た高原先生に所見をお聞きすると、意外な言葉が返ってきました。

 

「ほら、たくさん黒いポツポツがあるのが見えるよね。これは結節といって、良性のしこりだと思うんだけど、けっこう量がある。これから悪性にならないともわからないから経過観察はしないとね」

 

肉眼でしっかりと黒い点が確認できることで、自分の乳房のどこにしこりが存在しているか、はっきりとわかります。

しかもドゥイブス・サーチでは上記の動画のように、3Dで乳房の状態がしっかりと撮影されるので、素人目にも「どこに」「どれくらいの」しこりがあるかが直感的に感じ取れるのです(注:実際にもらえる結果レポートに3D映像はつきませんが、写真が同封されます)


“高濃度乳房”はがんが発見しにくい?


「小泉さん(筆者)は乳腺も多いから、マンモグラフィは向かないかもしれないですね。というのもマンモグラフィは、乳腺の多い“高濃度乳房”が白く写ってしまうため、その陰にがんが隠れてしまい、病気が発見しにくいんです。たとえるなら、雪山で白うさぎを探すようなものです」

画像提供:高原太郎先生

高原先生によると、日本人の半分以上は高濃度乳房(デンスブレスト)で、基本的に30代までは皆、高濃度乳房なんだとか。

さらに、高濃度乳房の方がマンモグラフィで検診を受けた場合のがん発見率は、半分ぐらいになるというデータがあるそうです。しかも、自治体が行っている2年に一度の無料検診では、自分が高濃度乳房かどうかすら告知してもらえないことが多いとのこと(自治体の判断による)。
つまり、無料検診では女性自身が自分の乳房の状態を知ることすらできないのが現状なのです。それって、こ、怖すぎませんか……?