みなさん、こんにちは。
満開の桜、楽しまれましたか。
あるいは、まさに今が見頃という地域の方もいらっしゃることでしょう。
私は先週末、東京・国立の桜を見に行って来ました。
国立はかつて実家のあった町。駅からまっすぐに続く大通りは「大学通り」と呼ばれて、国立の代名詞でもあります。距離にして約1キロと少し、その両サイドに約200本もの桜が咲き誇るのですから、それはもう圧巻!桜の展覧会のような状態なのです。
そして、夫も国立の学校に小学校から高校まで通っていたので、私たちにとっては共通の思い出の場所でもあります。だから我が家にとっては毎年の恒例行事。
去年の今頃はこうだったとか、あの頃はああだった、とか。またお店が変わっている!とか。
桜を見ながら、去年や、若かりし頃を振り返ったり、懐かしの街の変化に驚いたり……。
変わらずに、今年もまためぐって来てくれた春に感謝しながら過ごす、プレシャスなひと時なのです。
さて。
そう、もうすっかり春です。素足の季節ももう間もなく、ですね。
美しい一足を新調したいと思っていましたが、まず買ったのはナイキのスニーカーでした。
その名の通り、どこか近未来的というか、ちょっとやんちゃで、進化系な雰囲気。
実はこのスニーカーは、アッパーからアウトソールまで、全体重量の25%以上にリサイクル素材が使われているという優れもの。
アッパーには、ペットボトル、Tシャツ、糸の廃棄物からリサイクルしたポリエステル素材を。ソールのカラフルなプツプツ模様も、出どころが不特定な感じで、とてもユニーク。
そう言った意味でも、本当に未来に向かっている一足なのです。
その試みもですが、前向きな挑戦とファッション性をちゃんと融合させているところに私は素直に惹かれました。
志の高いものに、ちゃんと遊びが加わっている。
本音で欲しいと思い、ちゃんと使いたいと思うのは、結局そういうものだと思うから。
社会正義的なものは応援の気持ちを込めて手にしたいけれど、ものとしてちゃんと使えるのかということも使い手としては考えますよね。
選ばれて、愛を持って使われるものになっているか。それもまた企業努力の部分だと思います。
私にとっては、その部分も叶えてくれたのがこの一足だった、というわけです。
しかも!
オンラインでセール中でした!スペースヒッピーの中でもまだ新しいモデルなのに、本当にラッキー!
それはもう迷わず買います。笑
オンラインショップで購入したのですが、シューズボックスに直接伝票が貼られて届きました。ボックスの軽減も取り組みのひとつのようです。見ると、印刷にも植物由来のインクが使用されているのだとか。
グローバル企業の挑戦の水紋は、きっと大きなムーブメントになるでしょう。個人の気づきや、心がけ、そして取り組みは微々たるものでも、無数の点が集まれば、線につながっていくはずです。
そんな気持ちも込めて。
スニーカーに合わせているのは、ニットのプリーツスカート。
上品さもある一枚ですが、あえてカジュアルに、デイリーに。
スウェットのようにらくちんなのに、ひらひらと舞うように揺れて、ちゃんと女性らしい。縦長のシルエットなので、スッキリと見えます。
合わせたスウェットトップスはユニクロのメンズ。大きめのLサイズを選びました。白っぽくて、でも真っ白ではないので、気恥ずかしさがないのが気に入りました。
カジュアルにも合わせますが、あえて足元だけスニーカーというスタイリングも好きなので、意外と気にせず、何にでも合わせる予定です。
スニーカーの日は足元だけは別人格というのもおもしろいから。
ビーチサンダルまでの季節、今年はこのスニーカーで繋いで行こうと思います。
では、また2週間後!
また記事を通してお会いしましょう。
松井陽子
Yoko Matsui
Instagram: yoko_matsui_0628
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