②負け犬(減点思考)

 

「負け犬」タイプの人は、現状の自分への不満が多く、自信が持てずに嘆いたり、周囲に対して恥ずかしさを覚えます

「自分は役に立たない人間なんだな……」「またミスをしまった、情けない……」という思い込みをしがちで、とくに自分が他者より劣っているという思い込みによって、悲しみや憂鬱感や過度の羞恥心といったネガティブ感情を生み出します。自己肯定感が下がり、後ろ向きな態度になってしまう「行動回避」に陥りがちです。

 

 

③心配犬(悲観思考)


「心配犬」は、仕事で失敗をしたときに「次も失敗してしまうのだろう……」とか、プライベートでパートナーがいる場合には「この人と一緒にいてこの先幸せになれるのだろうか……」といった、なにかうまくいかないことがあると悲観的になり、将来のことを過度に心配してしまうタイプです。こうした将来に対する不安や恐れのネガティブ感情は、大きなストレスになります。

④諦め犬(無力思考)


「諦め犬」は、やりたいことややるべきことを、すぐに諦めてしまうタイプ。トラブルなどに直面したときに、「自分ではどうにもできないに違いない」とよく考えもせず「根拠のない決めつけ」をしがちです。

たとえば、なにかの締め切りが迫っているのに「まったく手がついていない、いまからはじめてもどうせ間に合わないだろうし、やめてしまおう」といった思考があげられます。この諦めが続くと、無力感を引き起こす原因となってしまいます。