レシピ本を見るのはとっても楽しいですよね。今日はどれにしようかな? この前はこれを作ったから、今度はこっちにしてみよう。料理のモチベーションも上がり、台所に立つ時間が楽しくなる“魔法の本”だといつも感じている筆者です。しかし、数週間も経つとあら不思議。レシピ本をゲットする前のマンネリな食卓に戻っているではありませんか!“慣れ”が仇となることなく、上手くアレンジしながらルーティン化できたらいいのに……と自分に都合のいい悩みを抱える筆者が「これだ!」と思った一冊がこちら。料理研究家・石原洋子さんの『石原洋子の2品献立 おかずはいつものくり返しでいい!』です。

本書では、主菜+副菜で構成する“2品献立”を、2週間「くり返し作る」ことを提案。食材と味付けを変えるだけのアレンジレシピも紹介しているので、くり返し作っても「またこれ〜?」と言われる心配もありません! 献立ルーティン化の強い味方になること請け合いの一冊から、火を使いたくない暑い日にぴったりの「レンジ蒸し料理」レシピをご紹介します!

「またこれ〜?」と言わせない!“2品献立のアレンジ”で脱マンネリ_img0
 

来る日も来る日も続く食事作りは、簡単に見えても悩みが多いものです。忙しい中での夕食準備を、少しでもラクに楽しくするにはどうしたらよいでしょうか?

 

毎日3品献立を作ろうと頑張るだけで、疲れてしまいます。でも、1品献立では食卓がさみしく感じられます。

そこで、2品献立ならば、苦にならず楽しく夕食作りを続けられるのではと考えました。1品に複数の食材を使うことで、満足のいく内容になります。

2週間分2品献立を立てれば、その2週間後にまた同じ献立を食べても気にならずに繰り返せるでしょう。副菜は、身近にあり、通年出回っている、どのご家庭にも常備しているもので簡単に作れるようにしました。

2週間繰り返して飽きた場合でも、2品献立の主菜をアレンジすれば、その日の献立が新鮮な味に生まれ変わります。主菜の主材料をご家庭にある別のものと入れ替えてみるのはいかがでしょうか。パズルのように楽しみながら、日々の食卓が豊かになれば嬉しいです。

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シャキシャキ食感がたまらないカンタン副菜!『じゃがいもと水菜のサラダ』
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